マニアマーケティング

あなたは何マニアですか?

私は過去を振り返ると

近鉄バファローズマニア
プロレスマニア
ガジェットマニア
Appleマニア

でしたね。

これだけ見ると
何かちょっと
怪しげな人ですが・・

今は
マーケティングマニア
という感じでしょうか・・・

どんな人にも
何かマニアになるほど
好きなものが一つはあるはずです。

一方
商品・サービスを
販売している側から見ると

「マニア」

というのはとても
大切な存在です。

マニアは
夜中から並んでまで

商品・サービスを
われさきに、と買ってくれます。

マニアは
プレゼントなんかなくても

その商品・サービスの
良さを周りの人に勝手に伝えてくれます。

ビジネスによっては

マニアによる売上が
売上の大部分を占めている

なんていうこともあるでしょう。

ですから

”いかにあなたの
商品・サービスのマニアをつくるか”

ということが
ビジネスにおいて
とても重要になります。

でも

「何もしなくても
勝手にマニアが生まれる」

ということは
ほとんどありません。

そこにはやはり
仕掛けや仕組みが必要です。

では

「仕組み」

という観点では
どのようなことが
必要になるでしょうか?

それを考えるにはまず

「マニアが何を望んでいるか」

を想像する必要があります。

マニアというのは

その商品・サービスに
関する情報

をドンドンと欲しがります。

もっといろいろなことを知りたい
もっと詳しくなりたい

という欲求があるわけです。

たとえば
カメラマニアだったら

よりキレイな
写真の撮り方

を知りたいかもしれませんし

新しく発売される
カメラの情報も早く知りたい

と思うでしょう。

そしてマニアは

自分が
その商品・サービスに関して
詳しいということを
人に知ってもらいたい

という感情も持っています。

マニアであることを
自慢したい
という場合もありますし

マニア同志で
マニアにしか伝わらない話をしたい
という場合もあります。

つまり
マニアが望むのは

「成長」と「つながり」

なのです。

「成長」と「つながり」

の仕組みがあれば

ファンをマニアに
することができる

わけです。

「成長」と「つながり」の仕組みは

「ゲーミフィケーション」

を活用すれば
作ることができます。

「成長」に関しては

「レベルアップ」の技術
「不足感」の技術

などを活用して

そのジャンルに関して
詳しくなっていく
成長していく

感覚を持ってもらうのが
有効です。

購入したものや
知識に応じて
レベルを設定してもいいですし

検定のような
試験を受けてもらうのもいいですね。

「つながり」に関しては

「協力」の技術
「価値観の共有」の技術
「ランキング」の技術

などを活用して

自分のレベルが
多くの人に伝わる仕組みを作ったり

自分の知識や
自分が考えたことを

多くの人に伝えられる
仕組みを作ったり

することで
マニア心をくすぐることができます。

あなたの商品・サービスの
マニアが

たまたま1人生まれる

ことはあるかもしれません。

でも
たまたまではなく
意図を持って
マニアを増やそうと思ったら

ゲーミフィケーションを活用した
仕組みをつくることが必要なのです。