専門家型の組織形態は、専門性の高い人達に集まってもらい、それぞれの専門性を活かせる仕組みをつくることが重要な理由

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jinbasan

先日、

弊社で行っている
専門家型の組織づくり

について
お伝えさせていただきましたが、

その回の内容に
いつもより多くの
反響をいただきました。

嬉しいですね!

質問なども
いただいたので、

今日は
専門家型の組織づくり
について、

補足のお話
したいと思います。

 

前回、
専門家の組織形態

について、
お伝えさせていただきました。

専門家ならではの
組織の作り方がありますよ

というお話しでした。

一方で、

専門家型以外の
組織形態とは、

どのような
組織形態なのでしょうか?

「その2つには
どのような違い
あるんでしょうか?」

という質問を
いただいたので、

今日はそのご質問に
お答えをしたいと思います。

 

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専門家の組織形態と
それ以外の組織形態の違い
============

ここでいう、

専門家型の組織というのは

専門性が高い
商品・サービスを
提供していて、

働く人も
何らかしらの
専門性が高い人ばかり

ということです。

逆に、

専門性が高くはない
ビジネス形態というと、

例えば
工場や店舗のように

働く人は
そこまで高い専門性は
必要ないけれど、

現場に常に
一定人数が必要な
ビジネス形態

です。

 

もちろん

提供している
商品・サービス自体は
専門性が高いかもしれませんが、

個々の人がみな
専門性が高い必要はない

ということですね。

ある意味、

専門性が高くなくても
ビジネスができるように
仕組み化されている

とも言えます。

 

ただ、
そうしたビジネスの場合は、

その現場に
スタッフや人がいないと

ビジネスとして
成り立ちませんね。

では、
このビジネス形態の
違いは

働く側の人から見ると
どのような違いが
あるのでしょうか?

 

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働く人の側から見た
それぞれの組織の違いとは
============

専門性が高い
ビジネス形態は、

働く人も
自分の知識を提供して
対価を得る

ということになります。

一方で、
後者のような

工場や店舗のような
ビジネス形態の場合は、
働く人は

自分の労働時間を
提供して対価を得る

ということになります。

つまり、

前者

自分の知識が
報酬に変わり、

後者

時間を
提供することで
報酬に変わる

という違いがあるのです。

では、これを
企業側から見る

どのような違い
なるのでしょうか?

 

============
企業側から見た
それぞれの組織の違い
============

工場や店舗のような
ビジネス形態の場合は、
先ほどお伝えしたように、

働く人に
現場に来てもらわないと
ビジネスにはなりません

明日は
行けないかもしれませんね~

なんて
自由な感じでは

ビジネスとして
成り立たなく
なってしまいます。

ですから、

ある程度、規律を高め

確実に
現場に来てもらい、

方針に沿って
行動してもらう

仕組みを作る
必要があります。

つまり、
どうしても

自由度よりも
規律を高めることが
必要な場合が多くなります。

 

一方で、

専門性が高い
ビジネス形態の場合は
どうでしょうか?

この場合は、

働く人それぞれの
専門性が高くならないと
競争力が高まりません。

ですから
何が重要かというと、

働く人の専門性が
高まるための仕組み

を作る必要があるわけです。

決まった行動
してもらうよりも

それぞれのメンバーが
自分の強みを活かし、
専門性を高められるか

が重要になるのです。

 

============
今後はますます、
専門家型の組織形態が
重要になるでしょう
============

うちの組織の場合は

その人の専門性を
活かせる仕事

もしくは
その人がやりたいと
思う仕事

をお願いするように
しています。

会社にとって
何の仕事が最適か

よりも

その人の専門性を
高めるためには何が最適か

を考え、

仕組みを作った方が
最終的に会社の業績も
上がるからです。

 

そして、

みなその専門性を活かして
何かを成し遂げたい

という
ビジョンを持っていますが、

うちのビジネスだけで
その人ビジョンが

全て叶うわけでは
ありません。

 

ですから、

うちの仕事だけではなく、

その人の
ビジョンが叶うように、

ボクらが
サポートをすることで、

より専門性が
高まる環境ができ、

結果的に
うちのビジネスも
うまくいくようになります。

 

つまり、

このような
働く人の専門性が高まる
仕組みを考えることで、

働くメンバーの
専門性が高まり、

今後のキャリアにおける
ビジョンも達成しやすくなり、

そして
ボクのビジネスも、

専門性がより高い人に
働いていただける
わけですから、

より成果が上がるように
なるのです。

 

これが、

ボクが考える
専門性が高いビジネス向けの

組織づくりの
考え方です。

 

そして今後は、

工場や店舗のような
仕事の一部

どんどんAIなどに
取って代わられるのでしょう。

 

ですから、
これからは

あらゆる分野で

専門性が高いビジネス向けの
組織形態

が、ますます重要になる
と思うのです。

 

今日の内容は
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