ゲーム戦略売上アップコンサルタントの神馬です。
「AIに仕事を奪われる」と恐れ慄いている方はいますか?
そんなことはしばらくは起きないでしょうね。
AI自体が誰かの仕事を奪うわけではありません。
単にこれから起きるのは、「AIを使いこなす人」が「AIを使いこなせない人の仕事を奪う」だけです。
AIは仕事のクオリティを上げ、仕事を効率的にするのに役立つツールです。
ですから、そのツールを使っているか、使っていないかで大きな差が生まれるのは当然でしょう。
ただ、何の専門性も持っていない分野でAIツールを使っても、さしたる効果は生まれません。
例えば、全くライティングのノウハウを知らない人がChatGPTで文章を生成したところで、文章は確かにできますがお客さまを集客できる文章を生み出すことは難しいでしょう。
どのようにクオリティの高い文章が生成されるように指示するのか、出てきた文章をどう修正したら魅力的な文章になるのか、わかっていないからです。
でも、セールライティングのノウハウを分かっている人が、ChatGPTなどを活用して文章を生成すれば、クオリティアップにも役立ちますし、当然効率化にも役立ちます。
同じように、AIを使うことでさまざまな画像やイラストを作ることができますが、デザインスキルや動画編集スキルがあれば、そのアウトプットをより効果的に活用できます。
AIから生成されたものをそのまま使うだけでは、それほど活用できる場面があるわけではありませんが、アウトプットを活かすスキルがあれば、格段に活用できる幅が広がります。
ボクも今まで多少かじったりしてましたが、動画編集やデザインの勉強をチカラを入れてやり始めています。
プロになるようなスキルは到底身につけられないでしょうが、AIを使えば、それほど多くの時間を割かなくても、プロを10としたら5、6くらいのスキルに到達することができます。
そこから10になるには果てしない道のりですが、5、6のレベルがあれば十分なことも多々あります。
でも、全く知識やスキルがないままAI使っても、せいぜいレベル1になるくらいでしょう。
それが、少しベースとなる専門性やスキルを身につけることを行えば6くらいまでは到達できるようになります。
こんなツールはいかが
もちろん、これから専門性を身につけようとするのではなく、すでに高い専門性を持っている人は、AIを活用することで遥かに大きな成果を生み出すことができます。
不思議なことに、専門性がある人ほどAIを使おうとしないのですが、実にもったいないことです。
もちろん、専門家が見たら自分のスキルから生み出されるものとAIが生み出すものを比べると全く相手にならないと感じるでしょう。
でも、AIやツールをパートナーとして使う、AIと自分をハイブリッド化することで、アウトプットのクオリティを上げることができ、効率化もできるのにAIを使わないのは、自分のビジネスをより良くしようとしていないと思われても仕方ありません。
しかも、ゲーム戦略ラジオのでもお伝えしましたが、ステップを踏んでアウトプットできるツールが増えてきました。
自分の専門性をそのステップに落とし込むことで、自分の役割の一部分を担ってくれるコピーロボットをAIで作ることができます。
また、ステップを踏めるということは一部分を修正できるということです。
今までは、AIが勝手にアウトプットして、それをそのまま使うしかなかったものが、修正したい部分を修正できるようになり質を担保できるようになったので、実際にビジネスに活用できるようになってきました。
また、自動化はITやツールの得意分野ですが、自動化ツールも使いやすいものが増えてきてパソコンやウェブで行う業務は大部分自動化・効率化できるようになっています。
ボクは以前からKeyboard Maestroというツールを使っています。
このツールはさまざまな使い道がありますが、例えばパソコン作業を何でもショートカット化できます。
例えば、Keynoteでスライドを作るときに文章の位置を横軸90ポイント、縦軸345ポイントの位置に揃えるこうしたことを後からやろうと思うと1スライドずつ数字を入力するのが面倒ですが、ボタンひとつで揃えることができます。
あるいは、ZapierやMakeといった自動化のツールを使って、メルマガを発信したら自動的にブログにアップする、ブログをアップしたら、自動的にSNSにブログを紹介する投稿をしたりできるようにしています。
ChatGPTなどと連携すれば決まりきった文章ではなくChatGPTが考えた文章で投稿できます。
また最近は、TaskMagic、ZeroWorkなどパソコン業務を簡単に自動化できるツールも出てきています。
こうしたツールは「設定するのが面倒や!」と感じる人も多いと思いますが、ボクからしたら、同じような作業を何度も繰り返しすることの方がはるかに面倒だなと思います。
同じことを繰り返すことに慣れて面倒とも感じなくなっているのかもしれませんが、無駄な時間を削ることでクライアントさんのためにもっと時間を使うこともできますし、家族のための時間を増やすこともできるでしょう。
サラリーマンじゃないので無駄な仕事をして労働時間を増やす、そんな仕事をやった気になっている暇はないはずです。
このように、これまでAIを使ってこなかった方も、いよいよAIやツールをビジネスに取り入れるタイミングになったのではないかと思います。
これ以上、出遅れないように次の一歩を踏み出しましょう。
この業務を自動化・効率化したい、何度も同じことをやらないで済むようにしたいことは何かを考えてみましょう。