コンサルタントは「売れない」ビジネス?

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「コンサルタントになりたいんです。」

 
最近、コンサルタントになりたい人が
増えているみたいですね。

 
コンサル起業を考えている人に
なぜコンサルタントになりたいのかという理由を聞くと

・利益率が高いから

・自分の専門性を活かせるから

・かっこいいから(苦笑)

なんて答えが多いですね。

 
確かにコンサルタントをはじめとした
自分の知識やノウハウを活かしてビジネスを行う

士業や講師、インストラクター、専門家

などのビジネスは
とても良いビジネスだと思います。

 
モノを仕入れたり、
設備に投資したりする必要がありませんから
利益率が高いですし、

専門性を活かしてビジネスができますから
楽しくビジネスができて
人の言いなりになる必要もありません。

 
かっこいいかはわかりませんが(^_^;)
比較的ステータスが高いビジネス
とは言えるかもしれません。

 
ただし、
こうした表面上の事象しか
理解していないと

痛い目にあう可能性がありますから
注意が必要です。

 
モノがないビジネス

だからこその問題があることを
理解しておく必要があります。

 
その問題とは何かというと

「カタチがないから売りづらい」

ということです。

 
つまり、
コンサルタント型ビジネスは

“売りづらいビジネス”

なのです。

 
これを理解しておかないと

従来のマーケティング手法を
いくら学んでも成果にならない

ということが起こります。

 
なぜなら、
従来のマーケティング手法は

“ある程度のカタチがあるモノやサービスを売る”

ということが前提だからです。

 
カタチがあるものを売るのは
さほど難しくありません。

 
モノを見せたり、使ってもらったりすれば、
お客さまはそれが欲しいものかどうかわかりますし、

多少わかりづらいものでも
せいぜいベネフィットを伝えれば
それで解決します。

 
しかし、
コンサルタント型ビジネスの場合は
そうはいきません。

 
モノを見せることはできないですし、

試しに30分コンサルを受けただけで
いきなり売上が2倍になる

なんてことは起きないですから

試しに使ってもらう
というのも難しいわけです。

 
そういう意味では

教室系

士業

コンサルタント

の順で集客の難易度が上がります。

 
教室はテキストがあったり
完成物があったりしますし、

士業も書類が完成するとか、
助成金が手に入るといった

モノがある程度見えることが多いのです。

 
しかし、
コンサルタントになると

完全にカタチのない
コンテンツやアドバイスを提供する
ビジネスですから

ますますもって
売るのが難しくなります。

 
なので
従来のマーケティング手法では
成果を出すことが難しいので、

目に見えないコンテンツを売る

という方法論に特化した
ノウハウを学ぶ必要があるのです。

 
そして
コンテンツを売るという観点で考えると
最強のコンテンツビジネスと言えるのが

「ゲーム」

です。

 
ゲームは

「映像」
「音楽」
「文章」

から成るコンテンツです。

 
しかもゲームを遊んでも
現実世界にはあまりメリットはありません。

 
それなのに

“あれだけ多くの人が夢中になる”

というものは他にないでしょう。

 
当然、
ゲームビジネスには一般の人は知らない

“隠されたノウハウ”

があります。

 
だからこそ、
あれだけの人が夢中になってゲームを買い、
貴重な時間を割いてゲームを遊ぶのです。

この隠されたノウハウを知っている人は
ゲーム業界でも特殊な訓練を受けた人だけです。

 
だから本質を語れる人は
ほとんどいないのです。

 
特にゲーム業界以外の場には。

 
ゲームが人を夢中にする要素は
大きく2つあります。

 
1つは、

『人を魅了する世界観』

もう1つは、

『人を夢中にするゲームシステム』

です。

 
コンサルタント型ビジネスにも

「世界観」と「システム」

この2つの要素を取り入れることで

お客さまを熱狂させ、
売り込まなくても売れるようになるのです。

 
今日の内容はお役に立ちましたか(^_^)

感想・要望・質問をお待ちしています。

info@thinkgj.com

 
神馬 豪

P.S.
とはいえ、
今までモノを売ってきたビジネスも

モノだけ売っても売れなくなっているので
すべてのビジネスが同じ方向に
進んできていますよね。

ですから、
どんなビジネスにもゲーム戦略は
効果を発揮するんですね(^_^)