雪かきに夢中になってしまう仕組みのつくり方

ここのところ寒いですね。

冬ってこんなに寒かったっけ?
と思います。

もう既に
雪が振っているところも
たくさんありますね。

私は最近あっちこっち
行っているんですが
なぜかまだ雪には遭遇してません・・・

さて、昨日
ちょっと面白い記事をみつけました。

雪がたくさん降る場所だと
除雪がとても重要に
なりますよね。

たとえば
道路脇にある消火栓が
雪に埋もれてしまうと

いざというときに
消防士が消火栓を
掘り出すのに時間がかかって
消火活動が遅れてしまうわけです。

北米のボストン市は
そのような消火栓を
除雪する財源がなかったそうです。

そこで

”GPS情報を頼りに
雪の中から
消火栓を掘り起こす
ゲームアプリ”

を開発しました。

遊んでいる人は
実際に雪の中から
消火栓を掘り起こして
いくわけですね。

そして

”自分が雪から掘り出した
消火栓には名前を付けられる”

”一旦
誰かのものになっても

雪に埋まったまま
放置されている消火栓は
掘り出すことで奪うことができる”

という仕組みになっています。

これによって
消火栓掘りに熱中する市民が
続出したそうです。

ゲームの要素を
組み込むことで

多くの人を
熱中させたわけですね。

この仕組みの
ポイントは3つあります。

1つは

ゲーミフィケーション
「イベント」の技術

を使って

「消火栓を掘り起こす」

ことをイベントに
したことです。

イベントで活用できる
手法は主に7つありますが

「探す」(宝探し、クエスト)

というのはその一つです。

2つ目は

ゲーミフィケーション
「競争」の技術

を活用して

「人より早く掘り起こす」

という要素を入れたことです。

それによって
ますます人は熱中していきます。

そして最後に
「報酬」の設定です。

「報酬」に
「カスタマイズ」の技術
を活用することで

「消火栓に名前を付けられる」

という要素を入れたことが
さらに人々を熱狂させたわけです。

人は基本的に
自分にしか興味がないので

自分だけのものとか
自分の名前がついている

なんていうのには
とても熱狂するわけですね。

このように
ゲームのノウハウを
いくつか組み込んでいけば

人を夢中にする
仕組みをつくるのは
難しくありません。

ぜひあなたも
ご自身のビジネスで
考えてみてくださいね。