あなたは「負」の感情で 「売り込む」ビジネスを続けたいと思いますか?

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春・・・

ちょっと
季節外れになってしまいましたが(^^;)

春には、いろいろな変化が起こりますよね。

 
異動、引っ越し、転機、一つの区切り・・・

 
ボクがよく行っている居酒屋でも
3月いっぱいで

一人が別の店舗へ異動し
一人が辞める

ということだったので
最後の日にボクもそのお店に行ってきました。

 
他のお客さんがお別れのケーキを
買ってきていたりして

多くの人に惜しまれていました。

 
そんなファンができるお店って
すばらしいですよね。

 
でも、

いままでそこにいた人がいなくなる、
いままでそこにあったものがなくなる

っていうのは
なんともいえない寂しさを感じますよね。

 
もう2度と会えないかもしれない
もう2度と見ることができない

こうした心情は
人をとても寂しい気持ちにさせます。

 
だから、
人は変化を嫌うのかもしれませんね。

 
こうした心情を
セールスのテクニックとして
活用する人たちもいます。

 
つまり、

「今あるものを失いたくない」

という気持ちを利用して売る方法です。

 
たとえば、

「このままだと
大切な家族との楽しい毎日を
失うことになりますよ」

こんなふうに

「今あるものを失いたくない」

という気持ちをつついて
感情を揺さぶります。

 
そして

「ボクなら魔法の解決策を持ってますよ」

って売るわけです。

 
確かに
こんなことを言われたら

「そりゃ大変だ、
なんとかしなければ・・・」

と思うから、
買ってもらいやすくなる

という一面はあるでしょう。

 
でも、こうした

“「負」の感情を
呼び起こして売る方法”

ではドンドンと
売れなくなっていきます。

 
昔のように

情報の入手先が限られていて
自分で解決法を見いだすことが難しい時代

であれば

「この人を信じて、
この人になんとかしてもらおう」

ということが起こったかもしれません。

 
でも、今の時代

たくさんのモノもあふれていますし
たくさんの情報もあります。

 
ですから、
自分なりの解決法を見出すことができます。

 
そうであれば

「負」の感情を与えるような人から
あえて何かを買おうとするでしょうか?

 
もっと
自分の未来を楽しくしてくれそうな人

から買いたいと思う人が
多いのではないでしょうか?

 
仮に1回は
その人に商品を買ったとしても

ずっと長い期間にわたって
その人から商品を買いたいとは
思わないでしょう。

 
そのような
繰り返し購入してもらえない
ビジネスをしていたら

常に新規の人を
獲得し続けなければいけません。

 
新規の人を獲得するには
コストがかかります。

 
そして、
仕事も楽しくならないですよね。

 
常に自分がよく知らない人たちと
仕事をし続けなければいけないわけですからね。

 
自分に共感してくれる人たちと
長期的な関係性を築けた方が
仕事が楽しくなるはずです。

 
あなたは「負」の感情で揺さぶって
「売り込む」ビジネスを続けますか?

 
それとも
「面白さ」でお客さまと一緒に
楽しい未来をつくっていきますか?

 
ぜひあなたも考えてみてくださいね。
 
 
今日の内容はお役に立ちましたか(^_^)

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神馬 豪