「普通ですね」
ボクがコンサルしているときに
この言葉を発するとクライアントが
顔が真っ青になり
歯をカタカタといわせて
ブルブルと震えあがります。
ボクらがビジネスで成果を出すためには
「普通」
であるということは
もっとも避けるべき状況です。
当然ですが、
お客さまに選ばれるためには
競合企業にはない要素が必要です。
他と同じだと
思われてしまったら
「安い方がいいや」
となってしまいますからね。
ボクらのような中小企業は
安さで勝負できるような
経営資源はありませんから
「いかに他と違うか」
ということが重要になります。
だから
「普通ですね」
と言われてしまうのは
恐怖の出来事なのです。
では、どのようにすれば
コンセプトが普通ではなくなる
つまり
他では聞いたことのないような
刺さるコンセプトになるのでしょうか？
コンセプトは
・ターゲット
・メソッド（ノウハウ）
・ベネフィット
の3つで構成されています。
この3つの要素のうち
1つの要素で良いので
新しさを取り入れると
他にはない
刺さるコンセプトになります。
ターゲットに新しさを取り入れるためには
『ターゲットをより限定する』
ことが重要です。
「法人向けの保険です」
というより
「コンサルタント専用の保険です」
と限定すると
新しさを感じることができます。
メソッドやノウハウは
そもそものノウハウが他にないものであれば
当然新しさが感じられますし
そこに世界観を加えることで
新しさを感じてもらうこともできます。
ベネフィットは
“お客さまにとって
どのような良いことがあるのか”
ということですが、
ベネフィットがいままでにないものであれば
新しさを感じられます。
ただ一般的にはベネフィットは
似通ってしまいがちです。
マーケティング系のコンサルなら
「売上があがりますよ」
人事系のコンサルなら
「組織が活性化しますよ」
というベネフィットになりがちですので
どうしても似てしまいます。
ベネフィットを新しくするためにも
「限定する」というのは有効な方法です。
「売上が上がる」でも
「理想のお客さまが集まり、売上が上がる」
とか
「売り込まずに売上が上がる」
といったように限定することができます。
そうすることで
新しさを感じてもらうことができるのです。
あなたのコンセプトには
新しさがありますか？
ぜひ考えてみてくださいね。
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