すごくないから選ばれる
「私って全然強みがないんです」
たくさんの方のご相談をお聞きしますが中にはこのようにおっしゃる方もいらっしゃいます。
「強みがあるのにそれが伝わらない」という方もいらっしゃいますが「そもそも強みがないんです」とおっしゃる方もいます。
「強みがない」
いやいやいやそんなことは100%ありません。
そもそも「強み」ってなんでしょうか?
「強み」とは・・・”お客さまに選ばれる理由”ということです。
お客さまがたくさんの選択肢の中からあなたの商品・サービスを選んだ理由が「強み」ということです。
つまりあなたの商品・サービスが一度でも売れたことがあればそのときお客さまがあなたを選んだわけですから何か選んだ理由=強みがあるはずです。
「う~ん、それでも強みがよくわからないなぁ。」という方。
強みが見つからない原因は、、、
強み=「競合よりどう凄いか?」だと思っているからかもしれません。
さっき言ったように強みとは選ばれる理由です。
ではお客さまはあなたが一番凄いからあなたを選んでいるんでしょうか?
もしそうだとしたらコンサルタントなんて常に大前研一さんみたいな人しか受注がとれなくなってしまいますね(^_^;)
多くの人は一番凄いからその商品・サービスを選んでいるわけではありません。
例えばちまたで一流と言われているようなコンサルタントと違ってわかりやすい言葉や親しみやすい雰囲気で教えてくれるコンサルタントを選ぶということの方がはるかに多いはずです。
つまり凄くないことが「強み」だったりするわけです。
Appleの商品だって競合よりはるかに多機能だから選ばれているわけではありませんよね。
もしあなたが「強み」がみつからないと思っているのであれば強み=凄いことという思い込みがないか考えてみてくださいね。