お客さまの思考や行動の流れに合わせた商品づくりが、集客とマーケティングに必要な理由

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jinbasan

前回は、

集客やマーケティングを考えながら
専門性を高める必要がある


ということについて
お伝えしました。

ある程度、専門性が高まると、
次は、

専門性を活かした商品を作る


ステップになります。


この段階でも、


商品ができてから、
集客やマーケティングのことを考えます


という方がいらっしゃるんですね。

集客というと、
お客さまを集める手法のことだけを
考える方もいらっしゃいますが、

当然ながら
どのような商品を提供するのかによって
集客できるかできないかが決まります。

先に商品ができていても、
それがそもそも売れない商品であれば、

集客の手法をどんなに考えても
売れることはないでしょう。

また、マーケティングの4Pという
フレームワークを
ご存知の方も多いと思いますが、

そもそもマーケティングには
プロダクト、つまり商品が含まれています。

つまり
どのような商品を作るのか、も
マーケティングの重要な要素なのです。

ですから、

商品ができてから
集客やマーケティングについて考えよう

というのは残念ながら
ビジネスがうまくいかない考え方です。

商品作りと集客・マーケティングも
常に連動して行う必要があるのです。


健康になって、ビジネスもうまくいくようになったら嬉しいですか?

結局、商品作りでも
マーケティングと連動していないと

お客さまのことを考えずに、
商品ができてしまっていることが
多いのです。

お客さまが欲しい商品になっていない、
ということです。

特に
自分ができることを
詰め込んだ商品になってしまうと、

お客さまにとって
必要な商品にはなりません。


わかりやすくいうと、

足腰を鍛えながら、
月に100万円売上が上がる商品です

みたいな感じですね。

確かに、
健康のために足腰を鍛えたい、
という人はいるでしょう。

月に100万円の売上が
欲しい人ももちろんいます。


でも、足腰を鍛えながら、
100万円の売上を上げたい人は
いるでしょうか。

自転車を漕ぎながら
発電でもするビジネスですかね笑

提供側は、


「両方が実現できるなんて、
めっちゃお得ですよね!」


なんていうんですが、


両方の課題を同じ商品で
同時に解決したい

というお客さまがいなければ、
その商品には
興味を持ってもらえません。

わかりやすく極端に
しましたが、

こんな感じで、
自分ができることだけを考えて、

先に商品を作ってしまっている人
多いのです。

もう1つ、


お客さまのステージを
考えずに商品を作っている


ということも多いですね。


お客さまは
みなさんの専門分野について、


最初から詳しいわけでも、
興味を持っているわけでもありません。

ですから、

これがあなたの
本質的な課題を
解決できる商品です!

と言っても、多くの人は
興味を持ちません。

お客さまは最終的には
本質的な解決を求めるでしょうが、

残念ながら最初から
求めているわけではありません。

本質的な解決というのは、


時間もかかるし、
やることも多いし、


大変なものだからです。

専門家の方は、
お客さまのためにと思って、

表面上の解決ではなく
本質的な解決策を伝えようとしますが、


そもそもお客さまが
興味を持ってくれなければ、

その本質を
聞いてくれることもありません。

ですから、お客さまに
興味を持ってもらうための商品と、


本質的に解決するための商品
分けて考える必要があります。

こうしたお客さまの
思考や行動の流れに応じて
商品づくりをしていかないと


単に自分が重要だと思うことだけで
商品を作っても、
お客さまには貢献できないのです。

ぜひ、みなさんも
商品づくりをするときも

集客やマーケティングと同時並行で
進めるようにしてみてくださいね。

​今日のドリル

集客やマーケティングを踏まえて
ご自身の商品を考えたときに


お客さまにとって
最適な商品構成になっているか


を考えてみましょう!

今日の内容は
お役に立ちましたか(^_^)

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