世界デジタル競争力ランキングで
日本が過去最低を更新した
という記事がありました。
日本が成長しない原因は
ITの活用できていないから
というのは多くの人が
感じていることだと思います。
ボクが就職する頃は
日本の電機産業がハードから
世界を引っ張っていましたが、
ソフト・サービスへの対応が
遅れてしまった感じですね。
ほとんどのプラットフォームや
サービスは海外の企業で
占められています。
これは大企業だけの
問題ではありません。
専門家というのは
クリエイティブなビジネスで
自分のノウハウや専門性を
創造しないといけません。
もはやITなしで
創造するのは難しいでしょう。
そして
カタチがないものを
扱っているので
創造したものを
文章や画像、映像で
伝える必要があります。
ですから
ITをどれだけ活用できているか
がビジネスの成果に
大きく影響するのです。
実際、
ITが活用できていないから
ビジネスの成果が上がらない
という専門家の方も
多くいらっしゃいますね。
専門家の
デジタルトランスフォーメーション
DX化がますます重要になるので
ボクらも専門家の
マーケティングDX、ビジネスDXを
推進する一翼を担えればと思います。
「といっても
パソコンが苦手
ネットが苦手だから」
という方も多いでしょう。
ここで重要なのは
自分でやらなければいけない
ということではなく
どれだけIT分野に
目を向けられているのか
です。
自分が苦手なことは
人に任せれば良いわけですからね。
自分でやるのか人に任せるのか
自分でやるのか、
人に任せるのか、
これは多くの方が
考えることだと思います。
逆に、専門家の方が
ご自身の商品を考える際も
この視点は重要です。
よく
Do it yourself
Done for you
という2つの切り口で
説明されます。
Do it yourself
というのは
自分でやろう
ということですから
お客さまが自分で行う商品
ということになります。
動画教材
のようなものですね。
動画でノウハウは
提供されますが
お客さまは自分で学んで
自分で行う必要があります。
一方
Done for you
というのは
提供側がこちらで
全部やりますよ
という商品ですね。
例えば
ウェブサイトの制作
などはDone for youに当たります。
お客さまからすると
全てを任せる場合は
自分の時間はかかりませんが
コストはかかります。
自分で学んでやる場合は
コストは少なくて済みますが
自分の時間がかかります。
お客さまは多くの場合、
最初の段階では
自分でやってみようと思います。
どれだけ難しいかも
わかりませんし
お金をかける価値があるかも
分からないからです。
自分やってみたら、
うまくできた人は、
その後も人に任せず
自分で実行して
解決することを選ぶでしょう。
一方で自分やってみて
自分だけでやるのが難しい、
これは苦手
とわかった人は
他の人に任せるという
選択肢が生まれます。
お客さまの知識度、段階によって
必要な商品のタイプは
変わってくるわけです。
それを理解して
商品を組み立てることが
重要になります。
ただ今後
ますます重要になるのは
この2つの商品だけでは
ありません。
Do it yourselfとDone for youの
「間」の商品
が重要になります。
「自分に当てはめて
一部を変更すれば完成する」
という商品です。
半完成品の商品
という感じですね。
例えば
WordPressで作った
ランディングページのテンプレート
のようなものです。
どこに何を書いて
どのような画像を入れるかが
あらかじめ作られていて
購入した人は
自分にあわせて画像を差し替え
文章を変更すれば
ランディングページが完成する
ような商品です。
このような商品であれば
提供側はお客さまによって
個別の対応をする必要はないので
高額をチャージする
必要はありません。
お客さまは自分の行動が
最低限で済みますので
自分だけで行うよりも
確実に早く
完成することができます。
費用もそれほどかからず
確実に完成させることができる
というお客さまのニーズを
とらえた商品になります。
どんな分野でも
自分でやろうとしても進まない、
でも完全にお願いするのは
コスト的に難しい
というお客さまの層は
大きいはずです。
ぜひ、みなさんも
「自分に当てはめて
一部を変更すれば完成する」商品
を作ることができないか
考えてみてくださいね。
今日のドリル
「自分に当てはめて
一部を変更すれば完成する」商品
ができないか
を考えてみましょう。
今日の内容は
お役に立ちましたか(^_^)
感想・要望・質問を
お待ちしています。
↓
