ターゲットのお客様が 2 種類いるんですが・・・

ターゲットのお客様が 2 種類いるんですが・・・

ゲーム戦略・売り上げアップコンサルタントの神馬です。

今回は、ターゲットのお客様を考えるときに、「どうしても 2 種類ターゲットがある、絞れない・・・」こういう方から質問がありましたので、これについてお答えしていきたいと思います。

まず、自社の強みを考えるときに自分のターゲット顧客を考えていくワケですけども、特にビジネスを始めて間もないような時は「なかなかそのターゲットを絞れない」「どっちにしたらいいかな?」という事はあると思います。

こっちの人も結構買ってくれそうだ、あるいは B という人もけっこう興味を持ってくれそうだと・・・こんなふうに 2 種類のターゲットが絞れないという事で悩む方が結構いらっしゃいます。

人によっては 2 種類じゃなくて、3 種類、4種類から絞れない、という方もいたりします。

こういう時に、2 種類のターゲットがある場合、どうしたらいいかって話ですが、基本的に、メインのターゲットはどちらなのか?という事はしっかり決めてください。

必ずメインはどちらかのターゲットに決めること!

メインはどちらかのターゲットに決めてください。

なぜかというと 2 種類、3 種類ターゲットがあると、やることが 2 倍に増えていきます。

ターゲットが変わると、すべてやることが変わって来てしまうワケですね。

自社の強みも変わってきますし、どういうお客様へアプローチしていくかってことも、ぜんぶ変わっていってしまいます。

なので、例えばチラシは 2 種類作らなきゃいけないし、ブログは 2 つ書かなきゃいけないし、やることが 2 倍に増えていきます。

2 倍に増えるという事は、つまり、当然時間には限りがあるワケですから、1 種類の、一つのターゲットに対してやれることが、半分の時間になってしまうという事ですね。

お金もそうです。時間とお金が半分になってしまうという事です。

そうすると、キチンとそれに力を費やしてやっている競合がいた場合には、半分のことしか出来ないワケですから、なかなか競合を上回ることが、難しくなってしまうワケですよね。

なので、基本的には、メインのターゲットはどちらか?っていうことをきちっと決めましょうということです。

じゃあ、どう決めればいいのか?ヒントは独自資産

その時にじゃあ、どういう風に決めたらいいか?ということなんですけども、特に起業間もないとか、ビジネスを立ち上げて間もないって時はなかなか決める方法が分からないことがあると思いますが、そういう時は、自分の独自資産ですね、 “独自資産” 。

例えばコンサルタントとか士業の方であれば、ノウハウとか情報とか、自分の持っている独自の資産ですね。

多くの場合、ノウハウのことが多いと思うんですけども、その独自資産の価値を一番感じてくれる人は誰か?という事を考えてください。

自分の持っている独自資産の価値を、“一番感じてくれる人は誰か?”“一番喜んでくれる人は誰か?”という事ですね。

例えば、「どの人が一番買ってくれるか」とか、「どの人が一番高いお金を払ってくれるか」とかという事を考えても、結局は、一番価値を感じてくれる人が買ってくれるし、高いお金を払ってくれる場合が多いワケです。

それってイコールではないんですけども、これ考えるときは、そういう風に考えるのが一番わかりやすいワケですね。

自分の持っているモノの価値を“一番感じてくれる”とか、“一番喜んでくれる”人は誰か?

そういう人をメインの、まずターゲットにしていきましょう!という事です。

修正するのは当たり前

当然、ビジネスをやっていくと、そのターゲットより、「コッチにした方がいいな」とか「ちょっとやっぱり違ったな」っていうのも出てくるので、それに従ってどんどん修正していけばいいワケですね。

なので、まず最初はいくつかあったとしてもメインはどこかをキチンと決めましょう。

その時には、自分の持っている独自の資産の価値を“一番感じてくれる”“一番喜んでいる”人は誰か?という観点で決めましょう、という事でした。