これまでも何回かお伝えしましたが、
ChatGPTのような
チャット型AIツールを
有効に活用するためには
ご自身のノウハウを
体系化すること
がとても重要になります。
どんな内容でも良いから
回答が欲しい場合は
気軽にChatGPTに
質問すれば良いですが、
一定の体系に基づいた
回答が欲しい場合は
その体系をChatGPTに
伝えることが重要になります。
ご自身のノウハウが
体系化できていないと、
ChatGPTに体系的に
伝えることができませんから
ご自身のノウハウを
体系化しておくことが
重要になるのです。
「この順番で考えてアウトプットして」
「このテンプレートに沿った
伝え方でアウトプットして」
こうした指示ができれば
必要な情報を得やすくなります。
また、的確な回答をもらうためには
事例も重要になります。
その体系化したノウハウを使って
作られた事例も併せて
インプットすれば
ChatGPTの理解度が
上がるようになるので
かなりの精度の高い回答を
返してくれるようになります。
人と接する時も同じですよね。
単にやり方だけ伝えても
伝わらない場合がありますが、
具体的な事例を伝えると
理解してもらいやすくなります。
人の場合は
自分で考えることも重要なので
すぐに事例を伝えない方が
良い場合も多いですが、
ChatGPTの場合は
事例を伝えて具体例を
インプットしてしまうことで
精度の高い、自分が望む情報を
得ることができます。
ですから、
体系化されたノウハウと
そのノウハウの事例を
ChatGPTに
インプットすることができれば
よりChatGPTを有効に
活用することができるのです。
もし、ここまで
ChatGPTにインプットしても
思った通りの回答を得られない場合は
体系化した内容に
不足している情報があったり、
伝える順番が正しくなかったりする
可能性があります。
ChatGPTは
インプットした内容に
正確に回答してきますので、
不足している部分があれば、
思い通りの回答にはなりません。
その場合は、回答結果を見ると
「この部分がChatGPTに
伝わってなかったんだな」
と理解できますので、
伝わってない部分を
もう一度体系化しなおして
伝えていきます。
最初はどのように伝えれば
思い通りの回答が得られるか
わかりづらいかもしれませんが、
このようなやりとりをしていると
ノウハウもより精度高く
体系化できるようになります。
「いや、そもそも
ノウハウを体系化することが
難しいんだよ。」
という方も
いらっしゃるかもしれません。
ノウハウを体系化する時にも
ChatGPTを活用することができます。
ベースは自分で体系化することが
重要ですが、
何か足りてない点がないか
もう少し追加できないか
と思う場合は
ChatGPTを活用することができます。
例えば、メルマガやLPなどで伝える
魅力的なストーリーの作り方を
体系化したいとしましょう。
まずは自分なりに
どのようなステップで考えれば
魅力的なストーリーを作ることができるか
を考えることからスタートです。
ご自身の過去の経験から
どのような順番で考えれば
魅力的なストーリーを構築できるか
を考えます。
でも自分だけで考えても
もう少し何かあるはずなんだけど
言語化できない、とか
もう少し厚みが持たせたい、
と感じる部分があるでしょう。
そうした時はChatGPTに
「魅力的なストーリーを作るために
重要な要素を教えてください」
とプロンプトを打てばChatGPTが
魅力的なストーリーを作る上で
重要となる要素を教えてくれます。
いくつかの要素が出てきたら
新たに体系に加えたい要素について
より具体的な内容を
ChatGPTに聞いていけば、
体系化できるだけの
情報を得られるでしょう。
あるいは、
魅力的なストーリーを作る方法を
他のビジネスから
参考にすることもできます。
「映画の魅力的な
ストーリーの作り方を教えてください」
「漫画・アニメの魅力的な
ストーリーの作り方を教えてください」
と聞けば
ストーリーの作り方を教えてくれます。
こうした要素から体系に
取り入れるのも良いですね。
全く自分が
やったことがないことを
体系化しようとしても
ありきたりなものしか
できませんが、
自分が経験したけれど
言語化・体系化ができない部分は
ChatGPTを使うことで
網羅的に、効率的に
体系化することができます。
事例も必要であれば、
ChatGPTに聞けば
参考事例をあげてくれます。
このように
体系化することが重要ですが、
AIツールを使うことで
体系化自体も容易に
行うことができるようになります。
ぜひ皆さんも
ご自身のノウハウを
体系化すること
を常に行ってみてくださいね。
