背景(コンテキスト)を伝えることで商品の価値がUPする

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コンサルティングをしていて
クライアントさんに
結構よく聞かれるのが
 
 
どんな本がオススメですか
 
どんな講座がオススメですか
 
 
という質問です。
 
 
 
ボクのところに
来られる方は
勉強熱心な方が多いので、
 
常にアンテナを立てて
新しいことを吸収しようと
しているんですよね。
 
 
すばらしいことです。
 
 
 
ただ、
こうした質問をいただくと
結構困ってしまうんですよね。
 
 
 
ボクとクライアントさんの
関係性から考えると
 
ある程度
ボクの発言に影響力が
生まれてしまいます。
 
 
 
ボクが良いと言った本は
買ってみよう
 
と思う方も多いでしょう。
 
 
 
講座は
高額になるので
 
参加するかどうかは
わかりませんが、
 
なかには参加してみようと
思う方もいるはずです。
 
 
 
でも、
ボクが良いと思った本は、
 
“そのときの
ボクの状況だったから”

  
良いと思ったわけです。
 
 
 
場合によっては、
 
今その本を読んだとしても
さほど良いと思わないだろうな
 
ということもあります。
 
 
 
今の状態の
クライアントさんに
オススメしても
 
あまり意味ないな
 
と思うことも多くあります。
 
 
 
講座なども同様です。
 
 
 
確かに
ボク自身、
 
その講座に参加して
意味はありましたが、
 
 
それは
その時点のボクだったから
意味があった
 
 
のであって、
そのクライアントさんにとっても
意味があるとは限りません。
 
 
 
売上を上げる、集客する
 
という観点であれば、
 
 
売り込みになるので
あえて言いはしませんが、
 
 
その講座を受けるのなら、
ボクの講座を
受けておいた方が良いのにな
 
 
という場合もあります(^_^;)
 
 
 
もちろん実際に
その本を買うかどうか
 
講座に参加するかどうか
 
 
は、クライアントさんが
判断することなのですが、
 
 
その時、その場、その状況
といった「背景(コンテキスト)」で
 
意味があるかどうかが
変わってくる
 
 
ので、
オススメするのが
難しいのです。
 
 
 
これを
逆の視点から考えると、
 
 
同じ商品・サービスであっても、
タイミングや背景によって
価値が変わる
 

 
ということです。
 
 
 
そして、
重要なことは、
 
そのタイミングや背景は
 
提供する側が
コントロールできる
 
ということです。
 
 
 
コントロールと言うと、
 
無理やり作り出して
無理やり買わせている
 
ようなニュアンスで
受け取る方も
いるかもしれませんが、
 
 
そうではなく、
 
 
クライアントさんが
気づいていない「背景」を
伝えることで、
 
商品の価値を
正しく伝えることができる

 
 
ということです。
 
 
 
「背景」
には何があるかというと、
 
例えば
 
あなた自身の世界観
 
もその1つです。
 
 
 
あなたが、
なぜそれを重要だと思っているのか
 
 
あなたが
何を目指しているのか
 
 
あなたが、
なぜそれが好きなのか
 
 
そうしたことを伝えることで
商品の価値はアップします。
 
 
 
あるいは、
 
商品・サービスに関する
ストーリー

 
もそうです。
 
 
 
その商品・サービスが
生まれたストーリー
 
 
その商品・サービスを
使ったクライアントさんの
ストーリー
 
 
そうした
 
商品・サービスに関する
ストーリー
 
を伝えることで
商品の価値はアップします。
 
 
 
あなたの商品の価値を
正しく伝え、
 
あなたが望む価格で
買っていただくためには、
 
 
「背景(コンテキスト)」
 
 
を伝えることが重要なのです。
 
 
 
 
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感想・要望・質問をお待ちしています。

info@thinkgj.com
 
 
 
P.S.
 
 
今年も半分過ぎたので、
 
年初に立てた目標の
進捗ってどうだったかな
 
と振り返ろうと思ったのですが、 
 
どんな目標を立てたのか
忘れました爆
 
 
 
まぁ、どうみても
 
当初は
考えていなかったことを
 
いろいろと
やっている気がするので
 
あまり意味が
ないかもしれないですけどね。
 
 
 
目標を立てることは
とても重要ですが、
 
 
目標にとらわれないことも
重要だと思っています。
 
 
 
 
神馬 豪