「強み」じゃ集客できない
前回は”強み=凄いことではないですよ”ということをお伝えしました。
”強み=凄いこと”という誤解をしてしまうと強みがみつからなくなってしまいます。
お客さまは必ずしも「凄い」という判断基準だけで購入していないということを理解する必要があるわけです。
このように「強み」を考えること「強み」を明確にすることはとても大切ですが”強みがあっても集客できない”という人も非常に多くなってきました。
「強み」の重要性はさまざまなところで語られていますから多くの人が自社あるいは自分の強みを明確にしています。
じゃぁ、そうしたら集客できるようになるかというと話はそんなに簡単じゃなかったりします。
「強み」があっても集客できないとするとその理由は大きく分けて2つあります。
1つは世の中の情報量が莫大に増えていることです。
あなたに強みあったとしても競合も同じようにいろいろな場で強みをアピールしています。
ネットを通じて情報発信が簡単になり情報が大量にあふれることでそもそもお客さまはあなたに気づかなかったりあるいはたくさんの中から選べなかったりするわけです。
もう1つの理由はあなたのビジネスの専門性が高いからです。
- コンサルタント
- 士業
- 各種の専門家
のような専門性の高いビジネスになるとお客さまはA社とB社どちらの方が良いかあるいは自分にあってるかを判別することができません。
A弁護士さんとB弁護士さんどちらの方が腕が良いかあるいはどちらの方が自分に適しているかなんて素人からみたらわからないですよね。
だからどんなに強みがあっても集客できないということが起こるわけです。
ではどうしたら良いのでしょうか?
その答えが「世界観をつくる」ということです。
あなたの価値観や好みをお客さまに伝わる「世界観」として伝えることで
- なんとなく好きだから
- なんか良さそうだから
あなたから購入する
という人が増えていきます。
「ゲーム」の世界観は
- ・ストーリー
- ・設定
- ・キャラクター
の3つからなりたっています。
ゲームだけでなく映画やマンガなんかもそうですね。
- ストーリー
- 設定
- キャラクター
の3つで面白い世界観を構築するわけです。
それはビジネスにおいてもまったく同じです。
- ・ストーリー
- ・設定
- ・キャラクター
の3つをベースに世界観をつくることができるのです。
世界観は
- 理念
- 価値観
- 人間性
- 強み
といったものをベースに構成されます。
- ・ストーリー
- ・設定
- ・キャラクター
の3つから世界観を考えると自然に
- 理念
- 価値観
- 人間性
- 強み
が含まれた世界観をつくることができるのです。