ビジネスにストーリーを活用する2つの方法

常に人の心を揺さぶるのは
ストーリー」です。

映画、ドラマ、漫画、アニメ、プロレス
どれもストーリーがあるから

楽しくなったり、感動したり
心が揺さぶられます。

心が揺さぶられると
記憶に残るようになります。

聞いた話では、脳の構造上
心が揺さぶられることが起こると

海馬に影響して記憶に
残るようになっているようです。

ある意味当たり前ですが、

毎日同じことの繰り返し、
そんな単調な出来事は
記憶に残りませんし、

面白かったこと、
感動したことなどは
強く記憶に残っています。

ビジネスでも当然、
お客さまの記憶に残る
ことが大切です。

忘れられてしまったら
商品を購入してもらうことは
できません。

記憶に残るためには
いつもお話ししているように

面白さ」を組み込むこと、

そして、

ストーリーを組み込むことが
大切になります。

ストーリーという観点では
2つの方法が考えらえます。

1つは

お客さまや自分の
ストーリーを伝えること

です。

成果が上がったストーリーを
セールスレターや動画、
セミナーなどで伝える

という方法は
よく行われますね。

これはストーリーを通じて
お客さまに仮想体験してもらう

という手法です。

商品の価値を感じてもらうには
試食のように

試してもらう

のが一番早い方法です。

でも、
専門家の方の商品は、

ちょっと試してみる、
ということができません。

でも、
成果が上がったストーリーを聞くと、

どのように成果が上がるのか
仮想体験することができ、
興味を持ってもらうことができます。

もう1つは、

メディアや商品に
ストーリー性を持たせる

ということです。

例えば、
講座を設計するときには

どのような課題を持ったお客さまが、
講座終了後にどうなるのか

を考えて講座内容を
設計するでしょう。

その商品内容の設計に
ストーリーを載せることで

より記憶に残る
面白い商品になります。

例えば、

戦国武将がさまざまな
試練を乗り越え全国を統一する

というストーリーを
講座に載せれば

記憶に残る、
独自の講座になります。

ストーリーには必ず
なんらかの試練が出てきますが、

その試練をお客さまに
取り組んでもらう課題などに
置き換えていけば、

ストーリー性のある講座を
作ることができますね。

ノウハウを伝える、
お客さまの課題を解決する、
もちろんそれも重要ですが

面白いと思って、
お客さまが前のめりで参加すれば
より成果が上がるようになります。

また、面白ければ、別の商品にも
参加していただきやすいでしょう。

さらに、ストーリー性ができると
ビジュアルやグラフィックも
明確になります。

武将のキャラクター、
旗や剣などのアイテム

こうしたものを
ビジュアルに使うことで
面白い講座を作ることができます。

また、メディアでも一緒です。

メディアにも
スタートとゴールがあります。

例えば、LINE公式アカウント。

見込み客になっていただいて、
フロントエンド商品を購入いただく

までの役割に
使われることが多いでしょう。

ここにもストーリーを載せることで
魅力的なメディアや発信を
行うことできます。

例えば、

見習いの勇者が
さまざまな試練を乗り越えて
一人前の勇者になる

というストーリーを
LINE公式アカウントに載せることで

お客さまに面白いと思ってもらえる
記憶に残るメディアを
作ることができます。

単にノウハウを
学んでもらうのだとしても

見習い勇者が
魔法を学ぶ学校

のような伝え方をするだけで
興味度が変わります。

勇者のキャラクター、敵のモンスター
こうしたものをビジュアルに
使うこともできますね。

ストーリーが作れないという方も、
Chat GPTなどのAIツールは
創作ストーリーを作るのが得意なので

ChatGPTを使うことで
簡単に面白いストーリーを
考えることができます。

また、イラストや画像も
AIを活用することができます。

これまでオリジナルなものを
作ってもらおうと思ったら、
それなりのコストがかかりましたが

今では低コストでたくさんの
イラストや画像を作ることができます。

このように
商品やメディアに
ストーリー性を付加し、

お客さまの記憶に残る
面白い商品やメディアを作ることが
やりやすい時代になっています。

ぜひ、みなさんも

ご自身の商品やメディアに
どのようストーリー性を加えられるか

考えてみてくださいね。