顧問契約の期間は長くするな!
外で仕事をするときはよくカフェに入ります。
落ち着いて仕事をするには良い環境ですよね。
最近は海外から新しいカフェチェーンが入ってきたりしてカフェもたくさんの選択肢がありますよね。
カフェがたくさん増えカフェ文化が広まることで家でこだわりのコーヒーを入れて飲む「家飲み派」の人も増えているそうです。
器具を買って豆を買って家で自分でコーヒーを入れて飲むわけですね。
さらに自分でコーヒーを入れて飲む人が増えると「より美味しくコーヒーを入れたい」と考える人も増えていきます。
そこでおいしいコーヒーの入れ方などさまざまなテクニックを教えてくれる「コーヒーセミナー」もよく行われるようになっています。
カフェやコーヒー豆の販売店が「コーヒーセミナー」を行うようにどんなビジネスでもプロの立場からお客さまに知識やノウハウを教えてあげることができます。
つまりビジネスにコンサルティングの要素を加えることができるのです。
コーヒー豆の販売という物販でもカフェというサービス業でもコンサルティング化することができるわけです。
そうすることで新たな収益源ができるようになりますしコーヒー豆もさらに売れるようになるわけですね。
ここで重要なポイントは知識やノウハウの提供を行うことで「お客さまに成長を感じてもらうことができる」ということです。
コーヒーのことに詳しくなりお気に入りのコーヒー豆ができておいしいコーヒーを入れられるようになると人は成長を感じます。
そして人は成長すると「面白い」と感じます。
コーヒーって面白いなぁと思うようになるわけです。
それによってお客さまがさらにあなたの商品・サービスを購入してくれるようになるのです。
「確かにコーヒー豆を売っているコーヒーショップは家でコーヒーを入れるようになればコーヒー豆が売れるからいいけどカフェはお客さまが家でコーヒーを飲むようになったら困るよ」と考える人もいるでしょう。
でも人は「成長する」と「より良いものを判断できる」ようになります。
つまり、「プロの良さ」がわかるようになるわけです。
だから普段は家でコーヒーを入れて飲んでいるとしても「今日は特においしいコーヒーが飲みたいからカフェに行ってコーヒーを飲もうかな」とあなたの商品を購入してくれることにつながるのです。
これは僕らのようなコンサルタントでも同じです。
多くのコンサルタントは「クライアントとの契約期間を長くしたい」と考えクライアントを自分に依存させようとします。
でもクライアントが求めているのは永遠にコンサルティングを受けることではありません。
”自分でできるようになること”つまり”成長すること”を望んでいるはずです。
それなのにクライアントを依存させようなんて考えるからコンサルティングがうまくいかないし集客もできるようにならないのです。
カフェの話と同じようにクライアントが成長するとこれまでと同じ内容のコンサルティング契約は続かなくてもクライアントは「プロに頼んだ方が良いことは何か」を理解するようになります。
その結果、新たなカタチであなたとの関係性が続くようになり結果的に売上アップにつながるのです。