600人待ちの本屋さんから学ぶ集客テクニック

600人待ちの本屋さん

「これって
どういう意味?」

って聞かれたときも

「どこで買うのが
一番オトクなんだろう」

って悩んだときも

パソコンに向かって
黒いキーボードを
パチパチ叩けば

どんな情報でも
すぐに取り出せる

そんな時代になりました。
ネットにつながったパソコンや
スマホがあれば
たいていのことは
すぐにわかります。
うん、わかるはずです。

いや、わかるんかな・・・?
確かに
ウェブを使って調べれば

情報はたくさん
でてきますから

知りたいことは
一応わかります。
でも逆に・・・

情報がたくさん
ありすぎて

その中で
自分が望んでいるものに
ピッタリな情報はどれか

を判断するのは
難しくなってきました。
つまり

「自分にあった答え」

を知るのは
難しいのです。
たとえば
車を買おうと思っても

自分のライフスタイルに
ピッタリな車を
見つけるのは
簡単ではありません。
更に
中古車だったりしたら

どの販売店で
買うのが良いのか

を判断するのは
難しいですよね。
あるいは
旅行に行くときに

どのホテルが
自分の希望に
マッチしているのか

を判断するのも
難しいですよね。
大切な人と
旅行に行く人もいれば

ホテルなんて
なるべく安ければいいって
いう人もいます。
いろんなホテルがある中で
自分の希望にあった
ホテルを見つけるのは
簡単ではありません。
”だれか私のために
最適なものを提案してくれたらな~”

多くの人が
こんなふうに思っています。
つまり
こんな時代に

あなたの商品・サービスの
単価を上げるためには

”だれか私のために
最適なものを提案してくれたらな~”

と思っている
お客さまの要望を
満たしてあげればいいわけです。
すなわち
単価を上げるために
もっとも重要となる
キーワードは

「特別感」

です。
自分にピッタリあった
商品やサービスが
手に入ったり

自分だけの特別な
モノやサービスが
提案されたり

他の人とは違う
対応をしてもらえたり

ということがあれば
お客さまは
それに価値を感じ

高い金額でも
払ってくれるわけです。
北海道に
「いわた書店」という
本屋さんがあります。

この本屋さんは
600人待ちの本屋さんです。
書店で
600人待ちってどういうこと?

と思うかもしれませんが
この書店は

”1万円選書”

というサービスを行っています。
この書店の社長さんが
1万円分のおすすめの本を
送ってくれる

というサービスです。
このサービスに
申し込んでいる人が
600人以上いるのです。
”1万円選書”
の仕組みが
どうなっているかというと
最初に
お客さまに
「最近読んだ本」を
教えてもらい

その本の感想も
評価してもらいます。
次に
好きな雑誌など
簡単なアンケートにも
こたえてもらいます。
すると
この社長さんが
それらのデータをもとに

お客さまに
喜んでもらえそうな
本を1万円分送る、

というサービスです。
毎日たくさんの本が
出版されます。

その中で
自分にあった本を
探しだすのって難しいですよね。

売れ筋ランキングから
選んでみても
それがあなたの好みに
あっているとも限りません。
でも
この”1万円選書”は

自分の好みに
もとづいた本を
プロが選んで送ってくれるので

自分では探せなかった
自分の好みにあう本を
読むことができるわけです。
書店側から見れば

本を1万円まとめて
買ってくれる人は
多くないでしょうから

客単価がアップ

しますよね。
このように

「特別感」

を生み出すことで
単価を上げることが
できるわけです。
では
”1万円選書”
ではどのような

「ゲーミフィケーション」の技術

が使われて
「特別感」
を生み出しているのでしょうか?
それについては
次回お伝えしますね。

まず
お客さまにアンケートを取るという

「診断」のアクションに

お客さまにあわせた
本をおくる

「カスタマイズ」の技術

お客さまからは
何が送られてくるかわからない

「シークレット」の技術

をかけあわせた
施策ですね。