コンサルタントはテーマパークで「ゲーム戦略」を学ぶ

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3連休を利用して
ディズニーランドに行きました。
 
 
ディズニーランドやUSJといった
テーマパークに
ちょくちょくと行くようにしています。
 
 
テーマパークには
ボクらのビジネスにそのまま使える
仕組みがたくさんありますからね。
 
 
 
よく考えると
ボクが就職するときに
ゲーム会社に就職したかった理由は
 
アミューズメント施設に関する仕事に
携わりたかったから、
 
でした。
 
 
当時はセガのジョイポリスなどが
ブームになってきていて
 
そんな施設の企画や運営に関わる
仕事をしたいと思っていました。
 
 
でも、セガの入社試験は
1次試験であっさり脱落・・・。
 
 
結果的に
 
前年度に赤字を出していて
パッとしない状況だったコナミに
 
最後の最後、
ギリギリで滑り込むことができました。
 
 
アミューズメント施設の仕事ができるなら
まぁいいか
 
と思って会社に入ったら
配属されたのはパチンコ屋の仕事。
 
 
朝から晩まで
立ちっぱなし、汗まみれ、血まみれ
で働く日々でした。
 
 
でも、結果的に
セガは経営が苦しくなり
パチスロ会社に買収され、
 
一方コナミは
一時期、ゲーム業界の天下を取る勢いで
伸びていきました。
 
 
もしあの時セガに入社していたら
途中でリストラされていたかもしれません。
 
 
自分自身まったく興味もなく
会社も危機的状況だったコナミに
入社した結果、
 
ものすごい勢いで会社が伸びていく
その瞬間にリアルタイムに
携わることができ
 
多くの人ができないであろう
たくさんの経験をすることができました。
 
 
人生における、ある選択が
どのような結果につながるかなんて
結局わからないもんだなぁ
 
と、そのときの経験から実感しています。
 
 
 
さて、話が大きくズレましたが
 
ボクはもともと
テーマパークに興味があったので
 
「ビジネスも
テーマパークのようなものだ」
 
と思って
日々行動しています。
 
 
 
テーマパークが取り入れている
 
いろいろなアトラクションに
参加してもらったり
 
繰り返し
来場してもらったり
するための仕掛けを
 
ビジネスにも取り入れれば
ファンが増えていくのです。
 
 
「テーマパークに行かないと
生きていけない」
 
なんていうことはありません。
 
 
だから、
 
“いかに
繰り返し来てもらうか”
 
“いかに
次から次へとアトラクションに
参加してもらうか”
 
ということを
綿密に考えています。
 
 
こうした仕掛けは
ボクらのビジネスにもそのまま
活用できるのです。
 
 
 
例えば、
 
テーマパークのアトラクションは
 
子供向けのアトラクション
大人向けのアトラクション
 
とまんべんなく配置されています。
 
 
これは
 
ゲーミフィケーション
「レベルデザイン」の技術

 
を活用した方法ですね。
 
 
このようなアトラクション構成に
なっているから
 
子供連れでもカップルでも
楽しむことができるわけです。
 
 
あるいは
 
子どもが成長したら
 
大人向けのアトラクションにも
参加できるから、
 
「そのときにまた来よう」
 
と、次へステップに
つなげることができるのです。
 
 
 
また、テーマパークは
 
“定期的に新しいアトラクションを作る”
 
ということをやっています。
 
 
大規模なアトラクションを
建設する場合もありますし
 
季節ごとに
衣替えしたりもしていますね。
 
 
そのように
新しいものを追加することで
再度リピートしてくれる
 
ということが
起こるようになります。
 
 
ボクらのビジネスでも
お客さまのレベルが上がっていくように
 
新しいノウハウを提供したり
新しい商品を増やしていったり
 
することがとても重要です。
 
 
一度商品を作ったら
寸分違わず同じことだけをやっている
 
ということでは
お客さまに繰り返し来てもらうことはできません。
 
 
定期的に新しいものを
追加していくことで
 
「より成長するために
また参加しよう」
 
という
モチベーションになるのです。
 
 
 
あるいは、
 
アトラクションに乗ったあとに
外に出ていく道中には
 
そのアトラクションに関する
グッズショップが必ず配置されています。
 
 
アトラクションに乗って
 
「これは楽しかったな~」
 
と思ったときに
関連グッズが目の前にあると
自然に欲しくなります。
 
 
記憶はだんだんと
消えていってしまいますから
 
それをカタチにしておきたい
 
という気持ちがありますからね。
 
 
そのときに
 
ゲーミフィケーション
「即時フィードバック」の技術

 
を活用して、
 
そのアトラクションに関する
商品・サービスを
“すぐに”購入できるようにすれば
 
一定数の人が購入してくれるように
なるわけです。
 
 
グッズショップまで距離が離れていたら
その間に欲しい気持ちは冷めてしまいますからね。
 
 
ボクらのビジネスでも
 
何らかの情報やコンテンツをお伝えしたら
それに関する商品を“すぐに”提案することで
 
お客さまのニーズも満たされ
ボクらも商品が提供できる
 
というお互いにハッピーな状況を
作り出すことができるわけです。
 
 
 
まだまだいくらでもありますが
テーマパークに行くと
 
「ゲーミフィケーションの活用事例」
 
をたくさん見ることができます。
 
 
ぜひ、あなたのビジネスも
テーマパークと捉えて
 
どのようにクライアントを
楽しませ
 
ずっと関わりを持ってもらえるか
 
ということを
考えてみてくださいね。
 
 
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感想・要望・質問をお待ちしています。

info@thinkgj.com
 
 
 
神馬 豪