あおるべきか、あおらざるべきか
売上を上げる手法やマーケティングについて学ぶとこんなことを教えられます。
見込み客やお客さまに恐怖を感じさせろと。
このままだとあなたの会社の社員がドンドン辞めてしまって大変なことになるぞとかこれを買わないといつか病気になってひどい目にあうぞなんていうふうに。
なのであちらのウェブサイトにもこちらの広告にも不安や恐怖をあおる言葉であふれています。
でも、このような恐怖や不安をあおる方法では、もはや集客はできなくなっています。
いまの時代、多くの情報があふれています。
ですからあなたのお客さまもあなたの扱っている商品・サービスのジャンルについて多くの情報を持っています。
なのでどんなに恐怖や不安をあおってもその情報だけで「あらあら大変どうしましょう汗汗」なんてことにはならず冷静にいろいろな情報を調べてから判断しています。
もう少し付け加えて言うと、毎日、恐怖や不安を感じて生きている人はとても少なくなっています。
恐怖や不安をあおってもその言葉は響きません。
多くの人の生活はある程度満たされていますしどうやってその恐怖や不安を解消したら良いかの情報もたくさんあります。
ですので恐怖や不安をあおってもその言葉は響きません。
そして、たくさんの情報に触れたくさんのあおりを見てきたお客さまは「あおり」に慣れてきてしまっています。
人が興味を持つのは「今まで見たことがない聞いたことがない知らなかった」ことです。
恐怖や不安をあおるメッセージばかりの世の中なので恐怖や不安をあおっても「いつものやつね」と思われその効果はなくなっていきます。
どのようなスタンスで情報を発信すれば良いのか?
では、このような時代においてはどのようなスタンスで情報を発信すれば良いのでしょうか?
それは・・・お客さまが面白いと思うこと、楽しいと思うこと、嬉しいと思うことにフォーカスして情報を発信することです。
- これがあれば社員が成長して自主的に動いてくれるようになりすごく活気のある会社になりますよ
- 理想のお客さまが来てくれるようになってビジネスが楽しくなりますよ
というようにお客さまが面白いと思うこと、楽しいと思うこと、嬉しいと思うことにフォーカスして伝えることが重要です。
そうすることであなたの商品・サービスに興味を持ってくれる人が増えていくのです。