今朝テレビを見ていたら
銀座にできたミートボールレストランを紹介していました。
ミートボール専門っていうコンセプトが
尖っていて面白いですね。
このレストランがうまくいくかは
様々な要因があるのでわかりませんが
テレビで取り上げられたということは、このコンセプトにした一つの成果
といっても間違いないですね。
このミートボールレストランにはもう一つ特徴があります。
それは”ミートボールをカスタマイズできる”ということです。
ゲーミフィケーション「カスタマイズ」の技術が活用されたレストランなのです。
まずミートボールの肉の種類を
ビーフ
ポーク
チキン
から選ぶことができます。
そしてソースを5種類から選ぶことができます。
それ以外にもサイドディッシュを選ぶことができますが肉の種類×ソースの種類
が基本のカスタマイズになっています。
カスタマイズの技術という手法は自社の商品・サービスに愛着を持ってもらう
ために有効な方法です。
自分の好きな肉自分の好きなソースを選ぶことができれば
肉やソースが決まっているミートボールよりも好きになる可能性は高いわけです。
さらにミートボールレストランのように組み合わせ型カスタマイズの技術
を使ったときにはもう一つの効果があります。
それはゲーミフィケーション「不足感」の技術が自然と活用できるということです。
肉の種類が3種類ソースの種類が5種類
あると
3?5=15種類のミートボールパターンができあがります。
今回「ビーフ×ジェノベーゼソース」を食べた人は
次は
「ビーフ×ポン酢おろしソース」がいいかな~
とか
「チキン×ジェノベーゼソース」を試してみようかな
というように別のパターンを食べたくなるということが起こります。
単に15種類ありますよというより組み合わせを示すことで
今回食べたのと肉を変えようソースを変えようという比較ができるので
他のパターンを食べようという気持ちが起きやすくなるのです。
あなたのビジネスに組み合わせ型カスタマイズを活用できないか
ぜひ考えてみてくださいね。