ビジネスとバッティング、ヒットの飛ばし方の深い関係とは

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「カキーン!」

昨日、久々に
バッティングセンターに行きました。

 
ボクの青春だった近鉄バファローズが
きれいさっぱりとこの世から消滅して以来、

ほとんど野球を見なくなったので、
バッティングセンターに行くことも
なかったのですが、

久々に金色に光るバットを
振り回してみました。

 
家の近くにあるバッティングセンター。

 
ちょっと古ぼけた施設ですが
7つほどあるピッチングマシンは
常にほとんど埋まっています。

 
「カキーン!カキーン!」

気持ち良い音が
バッティングセンターに響き渡ります。

 
7つのうちの1台にお金を入れ
足の開き具合、肩の上げ具合を確認しつつ
バットを構えます。

 
「カスン」

実践さながらの
緩急織り交ぜたピッチングをされると
なかなかクリーンヒットがでません。

 
速い球にはタイミングが遅れる、
遅い球には早く振りすぎる、

そんな打撃が続きます。

 
そこで、しかたなく
一定スピードで投げてくれる投球に
切り替えました。

 
「バチーン」

だいぶいい感じで
バットに当たるようになりました。

 
そのとき、ふと久々で忘れていた
バッティングの感触を思い出しました。

 
昔は遊びでちょくちょくと
野球をやっていたのですが

ボクのバッティングは
いつも流し打ちだったんです。

 
パワーがあるわけじゃないので
球を引っ張って打っても
ショートゴロになっちゃうんですよね。

 
だから、
球をギリギリまで手元に引きつけて
流し打ちをしていました。

 
そうすると、
右中間の方に打球がポーンと飛んでいきます。

 
技ありって、感じですね。

 
この引きつけて打つ、感覚が
好きなんです。

なんでも基本マニアックなんで。

 
でもこれって
ビジネスにおいても同じなんですよね。

 
来た球を前のめりで
打ちに行ってしまうと

ボテボテのショートゴロ
になってしまいます。

 
つまり、
お客さまがあなたに
興味を持っていないうちに

前のめりになって
商品・サービスを売り込んでも

商品を買ってくれる、
というヒットにはつながりません。

 
特にビジネスにおいては
お客さまは毎回同じスピードのストレートを
投げてくれるわけではありません。

 
豪速球のストレートを
投げ込んでくるお客さまも

キレの良いスプリットを
投げてくるお客さまもいるわけです。

 
だから、前のめりで打とう打とうとすると
空振りばかりで得点にはつながりません。

 
重要なのは、

ギリギリまで引きつけて、引きつけてから
球に逆らわず、打ち返す

この感覚です。

 
この打ち方が身につけば
ビジネスにおける打率は
3割どころではなくなります。

5割、6割、7割と打率が上がっていきます。

 
そのためには、まず
お客さまの悩みや課題を
最大限、見極めることが重要です。

 
お客さまの悩みや課題を理解できれば
それを解決できる提案さえすれば

お客さまは間違いなく
興味を持ってくれるはずです。

 
すぐに売り込まずに
そこまで、引きつけてから打てば
自然にヒットにつながります。

 
そして、購入してくれたお客さまには

最大限価値を感じてもらうこと
最大限成果を得てもらうこと

に、力を注くことが重要です。

 
もしあなたがまだ
業界でトップクラスのレベルに
到達しているわけではないのなら

トップクラスの人以上の
価値をどう提供できるかを考えなければいけません。

 
時間もコンテンツも最大限投入して、
価値を感じてもらうことが必要です。

 
そこまで引きつけてから
次の商品を提案すれば
間違いなくヒットにつながります。

 
変幻自在なお客さまの投球に
焦って前のめりになっても成果はでません。

 
常に

ギリギリまで引きつけて打つ

これがビジネスを成功させるポイントなんです。

 
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神馬 豪