サイネージ広告炎上事件から学ぶ、炎上を避け本質的なことを伝えるための3つの順番

3stepnoonfire
jinbasan

先日、品川駅の自由通路に
掲載されていた広告が
炎上してましたね。

「今日の仕事は楽しみですか。」
というサイネージ広告です。

多くの人は

「仕事が辛くても
頑張っているのに、

仕事を楽しみに
しないといけないのか」

って思った感じでしょうか。

ボクは

「ビジネスを面白く」

ということをいつも
お伝えしていますが、

この炎上を見て

「もっとビジネスを面白く!宣言」

ggazou

ということで、
これからも

「ビジネスを面白く」を
伝え続けないといけないな

と思いました。


仕事を楽しむのも、
楽しまないのも
その人の自由ですが、

自然に面白くなったら、
それに越したことはないですよね。



ただ確かに、
ボクもサラリーマンの時は、

仕事に夢中になったことも
ありますが、

仕事に行きたくないなと
思っていることの方が
多かったでしょうね。

管理職で自由に
やらせてもらっていたとしても、

土日が楽しみで、
日曜の夜は憂鬱になっていました。

​​

基本的には会社や上司に
指示をされて仕事をして、

自由に仕事が
できるわけではありませんから、

楽しいと思えないことの方が
多いですね。

なので、サラリーマンの方に

「今日の仕事は楽しみですか」

なんてちょっと
上から目線で言ったら
嫌がられるのも当然です。


ボクは、

自分のやりがいのあることを
仕事にされている専門家の方向けに
お伝えしているので、

ビジネスを面白く、というのに
共感していただける方
多いでしょうが、

同じことでも

誰に向けていうのか

で反応は大きく変わってきます。

さらに、広告だと

どこの誰かもわからない人に

一方的に言われている感じですから、

余計に
受け入れづらいですよね。

 

いきなり価値観を強制されても
「そうだな」とはなりません。


つまり、同じことを言うにしても、

誰に向けて言うのか、
どのタイミングで言うのか、
誰が言うのか、

が重要になるのです。

ボクらのビジネスでも、
これを理解していないと、

伝えていることが
売り込みになってしまって、
お客さまに嫌がられてしまいます。

では、

売り込みにならずに
お客さまに興味を
持っていただく

ためには
どうしたら良いでしょうか。

3つのポイントがあります。


炎上しない3ステップ

まず、1つ目は、

ご自身の来て欲しい
お客さまを明確にする

ことです。

先ほどお伝えしたように、
同じことを伝えるにしても
誰に言うのかで、

価値がある情報になるのか、
炎上になるのか、

大きく変わってきます。

みなさんの伝えたいことに
価値を感じてくれる方は誰なのか
を考えてみましょう。

2つ目は

いきなり
本質的なことを言わない

ということです。

みなさんは

表面的でない
本質的な解決法を知っているから、

専門家なのですが、

お客さまは最初から
本質的な解決法に
興味があるわけではありません。

本質的な解決法というのは、
自分のやり方や価値観を
変える必要がある場合も多いからです。

自分のよく知らない人に、
価値観を変えるようなこと
言われても、​

すぐにそうしようとは
思いませんよね。

 

例えば、企業向けに
コンサルティングを
している方の場合、

組織をより良くするためには、
社長が変わらないといけない、

と考える専門家の方も多いでしょう。

でも、経営者の方が
よく知らない人に

「あなたに問題があるから、
あなたの行動を
変えないといけません」

なんて言われても、

「よし、今日から行動を変えよう」
なんて思わないですよね。

もうその人の
情報発信を見ることも
ないかもしれません。

ですから、いきなり
本質的なことを
言ってはいけないのです。

3つ目は、

まずはお客さまが
今興味があることについて
解決できる方法を伝える

ということです。

​いきなり本質的なことを
伝えないで
何を伝えるのかというと、

 

お客さまが今知りたいこと、
今解決したいことを
解決できる方法

から伝えることが重要です。

​​

今知りたいことの解決法は
誰しも興味を持ちます。


自分の知りたいことの
解決法を教えてくれた人にも
興味を持ちます。

​まずはみなさんのことに
興味を持っていただく

ということが重要になるのです。

興味を持ってもらってから
本質的な解決法を伝えれば、

いきなり伝えたときよりも
興味を持ってもらえますよね。

 

このように、

お客さまに伝えるための
順番

があります。

この順番を理解して
お客さまに情報を伝えていくことで

興味を持っていただくことができ
ビジネスにも
つながるようになるのです。

今日のドリル

来て欲しいお客さまは誰か
その人が今知りたいことは何か
を考えてみましょう。

今日の内容は
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