常に初めて出会ったお客さまが「どう感じるか」を想像することが、コンサルタントには必要な理由

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jinbasan

コンサルタントの方でも、
コンサルティングのスタイルって
人それぞれだと思うんですよね。

コンサルタントと一口に言っても、
いろいろな領域もありますからね。

初めてコンサルに入る
お客さまのことを

どこまで調べておくか、
リサーチするのか、

人によって
異なるのかなと思います。

 

「そりゃ、コンサルに入るときは、
しっかりと事前に調べてから

コンサルに入るのが
当たり前じゃないですか。

そうじゃなきゃ失礼ですよ!」

って思われるかもしれませんね。

でも、ボクはクライアントさんと
最初にお話しするときは、

意図的に、クライアントさん企業のことを
あまり調べないでお話しします。

コンサルタントとして怠慢?

もちろん、意味があります。

それは、なぜかというと、、

そのクライアントさん企業の
お客さまになる人も全員、

最初はその企業のことを
よく知らない

からです。

当たり前のことですが、、

当然お客さまは
最初はよく知らない状態で、

話を聞いたり、
ホームページを見たりします。

ですから、
その良く知らないお客さま

話を聞いたり、
ホームページを見たときに
どう感じるのか

ということを
理解することがとても大切です。

ボクも良く知らない状態で
お話を伺うと、

話を聞いても
どんな商品なのか良くわからない

とか

他と似たような感じで
興味が湧かない

などと感じるわけですね。

そうすることで、

どのような方針で
コンサルしていけば良いのか

が見えてきます。

 

お客さまも
感じていることですから、

同じ立場で
感じることが大切なのです。

その企業のことを
よく調べた上で話を聞いたとしたら、

感じ方
当然変わってしまいます。

本来聞いただけでは
良くわからないはずの話でも、

事前に調べていれば
理解できてしまう

ということが起こります。

もちろん、
ボクもプロですから、

その企業のことを
調べてから話を聞いても、

最初にお客さまがどう感じるのか

ということはわかります。

でも、実体験として
自分も感じておくかどうか、

ということは重要なのです。

 

なりきり

これは、
コンサルタントだけでなく、

ビジネスをされている方は、
意識した方が良いポイントです。

自分のビジネスの情報は
自分でやっていることですから、
良くわかっています。

ですから、

初めてみなさんの
ビジネスのことを知った人が、

どう感じるかや、
何を知りたいと思うのか、

ということが
良く分からなくなってしまっています。

自然に
「知っている」前提
伝えてしまっているのです。

これを解決するためには、

いかにお客さまの
気持ちになりきれるか、

が重要です。

お客さまがどう感じるか、
に置き換えて
理解できる必要があります。

では、

どうしたら
お客さまの気持ちになって
理解することができる

のでしょうか。

 

1つ目のポイントは、

自分の意見が正しい
自分の考え方があっている

という発想を捨てることです。

ここで重要なことは

正しいかどうかではなく、
お客さまがどう思うのか

です。

自分の意見が正しいと
思い込んでいる人は、

他の人の気持ちや考え方を
理解できなくなります。

正しいかどうかという
発想は捨てて、

ニュートラルに
多くの人がどう感じるのかを
考えることが必要です。

 

そして、
もう1つのポイントは、

お客さまがどう感じるかを
理解するのも
結局は情報量だ

ということです。

つまり、

多くの人が
どのように感じるのか、
反応するのか

をたくさん
見聞きする必要があります。

ネットでも、テレビでも、
本でも、雑誌でも、小説でも、

さまざまなものを
観たり読んだりして
人々がどう反応するのか

というパターン情報を
たくさん持っておくことが必要なのです。

 

テレビなんてくだらないから見ない、
Twitterやヤフコメなんてくだらない、

とか言っている人は
マーケティングには向きません。

人々がどう反応するのか
情報が蓄積されないからです。

 

その情報自体が
ご自身に役立つかではなく、

その情報を得た人が
どのように感じるのか、
どのように反応するのか

の情報を得ることが
重要なのです。

 

すぐできるようになるとは
限りませんが、

このような意識を持って
ビジネスに取り組むだけで、

ビジネスの成果は
大きく変わってきます。

ぜひ、常に
お客さまの気持ちになる

ということを
意識してみてくださいね。

 

今日のドリル

初めて
みなさんの自己紹介を聞いた人が

初めて
ホームページを見た人が

どのように感じるのか
何を知りたいと思うのか

お客さまの立場で
考えてみましょう。

今日の内容は
お役に立ちましたか(^_^)

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お待ちしています。

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