コンサルタント・専門家のあなたが、「初心者層」を相手にするのは、お酒が飲めない人に超高級ワインを飲ませるようなもの

o149416571328105607700

 
講座やコンサルティングを通じて、
数多くの方のビジネスを見てきました。
 
 
 
たくさんの方を見れば見るほど
 
多くの人に
共通する問題
 
が見えてきます。
 
 
 
まだビジネスを始めて間もない
 
とか、
 
これからビジネスを立ち上げる
 
という方に
共通する問題もあります。
 
 
 
その一つが、
 
ターゲット顧客の
層(レベル)が低すぎる
 
ということです。
 
 
 
レベルというのは、
 
もちろんビジネスや人間としての
レベルではなくて、
 
あなたが扱っているジャンルに
どの程度詳しいのか
 
ということです。
 
 
 
つまり、
多くの人が必要以上に
 
初心者向けに
ビジネスをしている
 
のです。
 
 
 
ビジネスが初心者向けに
なってしまっている理由
 
は大きく2つあります。
 
 
 
一つは、
 
まだ自分のビジネスが
軌道に乗っていないので、
 
レベルの高い人には
ビジネスができない
 
という思い込みです。
 
 
 
競合と比べて
ビジネスがうまくいっていない
 
イコール
 
自分のやっていることの
レベルも低い
 
と思ってしまっている人が
多いのです。
 
 
 
もう1つの理由は、
 
レベルを下げた方が
集客しやすいと思っている
 
ということです。
 
 
 
確かに、
全てのものごとは、
 
上級者より
初心者の方が多い
 
はずです。
 
 
 
ピラミッド型を
イメージしていただければ
良いでしょう。
 
 
上級者になるまでやり続ける
 
という人は
どんな分野でもごく一部です。
 
 
上級に昇るに従って
少しずつ人数は減っていきます。
 
 
 
ですから、
どんな分野でも
 
初心者の方が人数が多い
 
のは確かです。
 
 
 
そのため、
 
ドンと数多くの人を
集客するためには
 
初心者をターゲットとして
ビジネスをするべきだ
 
と思っている人もいるのです。
 
 
 
実際、
売上を上げるために
 
ターゲット層をレベルを
落とすように指示する
コンサルタント
 
もいるようですからね。
 
 
 
でも、
あなたもそうだと思いますが、
 
ボクのところに来られる方は、
コンサルタント・士業・専門家で
 
何らかの高い専門性を持っている方
 
がほとんどです。
 
 
 
これまでに
多くの時間と費用を投資して、
さまざまなことを学び
 
かなり特別な高い専門性を
持っている方ばかりです。
 
 
 
それなのに、
初心者層をターゲットにしてしまうと、
 
お客さまにとって
オーバースペックになる
 
ということが起こります。
 
 
 
そうすると、
せっかくあなたに
高い専門性があっても、
 
お客さまはその専門性の高さが
よくわからない
 
ということが起こります。
 
 
 
お酒が飲めない人が
超高級ワインを飲む
 
ようなものです。
 
 
 
お酒の味の違いが
わからないのに、
超高級ワインを出されても、
 
このお酒高いな
 
という感想しか出てきません。
 
 
 
せっかくの価値が
活かされず
無駄になってしまうわけです。
 
 
 
あなたからしても、
 
あなたの専門性を
理解してくれない人と
ビジネスをする
 
ということほど
辛いものはないでしょう。
 
 
 
あなたがやりがいを持って
ビジネスをするためには
 
自分の持っている専門性を
理解してくれる人とビジネスをする
 
ということがとても重要です。
 
 
 
もし、あなたが
 
どうもお客さまが
自分の専門性の価値を感じてくれない
 
と感じるのであれば、
ターゲット顧客のレベルを
上げてみてください。
 
 
 
あなたのビジネスが
より面白くなっていくと思いますよ。
 
 
 
今日の内容はお役に立ちましたか(^_^)
 
 
感想・要望・質問をお待ちしています。

info@thinkgj.com
 
 
 
P.S.
 
中小企業向けに
コンサルティングをしている方であれば、
 
大企業・上場企業向けに
ターゲットを変えてみる
 
というのも
一つの方法かもしれませんね。
 
 
 
大企業・上場企業から
仕事を受注するのって、
意外と難しくないですからね。
 
 
 
神馬 豪