えりちゃんの話

講座や勉強会のあとに
必ず「延長戦」を開催しています。

一般的には「懇親会」と呼ばれますが、
ボクらは「延長戦」です。

もともとボクの師匠が「延長戦」と言っていたので、
そのままパク・・、
いやモデリングしてますが(^_^;)

自分の講座でやってみると
「延長戦」という名前をつけている理由が
より実感できます。

単なる懇親会ではなくて、
講座の続きだから「延長戦」です。

なので、
延長戦があるかないかで

参加者の成果が
大きく変わる

のは間違いありません。

延長戦で
講師であるボクや他の受講者と話すことで

講座の内容がより腹落ちしたり

仲間と新しいビジネスがはじまったり

講座では得られない
「体系化されていない」ノウハウを吸収できたり

します。

なので、

延長戦に参加する人ほど
成果は大きくなっていきます。

これは
これまでやってきた成果で
実証されています。

この延長戦ですが
ボクの講座や勉強会では

「塚田農場」という居酒屋が
開催場所になります。

大阪は講座の会場が
塚田農場がない場所なので
他の居酒屋を使うことが多いのですが

東京は品川で講座をやっているので、
品川の塚田農場を使っています。

なぜ塚田農場を使っているかというと

「ゲーミフィケーション」の要素

がふんだんに活用されているからです。

ゲーミフィケーションを学んだ後に
塚田農場に来ると

「あぁこんなふうに使えるんだね」

って実例を見ることができるので
理解度が増します。

たとえば
わかりやすいのは

「レベルアップ」の技術
を使ったスタンプカード。

主任からはじまって、課長、部長、社長・・・
とレベルアップするスタンプカードがあります。

そして、

「即時フィードバック」の技術
を活用して

2度目に来店したときには
プレゼントがもらえるようになっています。

さらに、
帰りに味噌のおみやげがもらえるんですが、

その容器に
塚田農場のロゴが入っています。

冷蔵庫を見るたびに
塚田農場を思い出すわけです。

これは
「リメンバー」の技術
が活用されています。

こういったところに

わかりやすい
ゲーミフィケーション

が活用されています。

こうしたことで
業種は違うものの

ゲーミフィケーションが実感でき
いろいろなアイデアにつながります。

でも、

塚田農場のいくつかの店舗に行ったり、
繰り返し行ったりしているうちに、

塚田農場の一番のポイントは
別の「ゲーミフィケーション」の技術
であることに気付きます。

それは・・・

「カスタマイズ」の技術

です。

スタッフの方は
お客さまとの何気ない会話の中で

どんな仲間なのか
とか
今日は何の集まりなのか

といったことを
ヒアリングしています。

そして、
そのヒアリングをもとに

最後に
そのお客さまにあわせたメッセージを
お皿に書いて渡してくれます。

お客さまにあわせて
「カスタマイズ」しているわけです。

ボクなんかは、
相当の回数行っていますから

いつも「えりちゃん(仮)」が
カスタマイズしてくれるわけです笑

「見つけた!」といって
ボクのホームページを印刷して持ってきたり

帰りに挨拶にきたり。

なんか文字で書くと変な感じですが笑

お客さまにあわせて
「カスタマイズ」して
サービスをしてくれるわけです。

そして、
多少の差はありますが

どの店舗にいっても
「カスタマイズ」が徹底されています。

単純なマニュアル化が
難しい分野ですので

スタッフ教育の
レベルの高さがわかります。

このように「カスタマイズ」
が徹底されている結果、

ボクは延長戦は必ず
塚田農場に行きますから
完全なリピート客になっています。

オススメされたら
だいたいそれを頼んでますから
客単価も上がってます。

「カスタマイズ」の技術は

リピートの増加にも
客単価のアップにも

強烈な効果をもたらすわけです。

コンサルタント型ビジネスの場合、

「コンサルティングは

そもそもクライアントにあわせて
提供するものだから

もうカスタマイズしてるよ」

という方が多いでしょう。

でも、それは
どの企業もやっていることですから

クライアントにあわせて
コンサルティングしている

だけのカスタマイズでは不十分です。

クライアントに
リピートしてもらうために
単価をアップするために

さらにクライアントにあわせて
カスタマイズできることはないか

ぜひ考えてみてくださいね。