日々、さまざまな
ビジネスの相談を受けます。
多くの人の話を聞いていて
感じることは、
「戦術に目を向けすぎている人が多い」
ということです。
言い換えると
「目先のこと」とも言えるかもしれません。
テクニック論ばかり
気にしている人が多いのです。
例えば、
SEO対策をして
自分のページを上位表示させる
確かに、
こうした戦術もとても重要です。
検索結果の上位に
表示されないよりは
上位に表示された方が
はるかに売上は上がりやすくなります。
でも、
テクニックのことばかり
考えている方の多くが
「どうしたら売上が上がるのか」
という自分目線でしか考えていません。
ですから、
頑張ってSEO対策をして
上位表示はされても、売上は上がらない
ということになってしまうのです。
ボクらのような
コンサルタント型ビジネスや専門家の場合、
お客さまの一生を左右するような
内容を扱っていることが多いと思います。
そうした商品・サービスの場合、
ウェブで検索をしていて
上位に出てきたからこの人に
コンサルやセッションをお願いしよう！
ということは
なかなか起きないでしょう。
検索して
上位に出てきたからと言って
いきなり見ず知らずの人の
コンサルやセッションに申し込みません。
一生を左右することなのに、
判断するための情報が少なすぎます。
「本当にこの人に頼んで
大丈夫なのだろうか」
「本当にこの人は
自分の課題を解決してくれるのだろうか」
「詐欺じゃないだろうか」
こうした思いを持って
そのページを見ているはずです。
ですから、
セールスページのような商品案内ページを
上位表示させたとしても
売上にはつながりません。
「いきなり売り込まれたって、
よくわからないし
信用できないから買わないよ」
となってしまうわけです。
まずは
この人のことをよく知りたい
という
お客さまの気持ちを理解せずに、
SEO対策をしても
何の意味もないのです。
この場合、最初は
自分の専門性や世界観を
理解してもらえる
記事やページを読んでもらって
「この人だったら大丈夫そうだ」
と思ってもらう必要があります。
場合によっては
メルマガやLINE＠などで
繰り返し接触をして
ようやくあなたの専門性や世界観が
伝わるかもしれません。
価格帯によってはさらに
セミナーや説明会などで直接会う
というところまで行って、
お客様が納得して買ってくれる
そうした場合もあるでしょう。
ですから、
単に商品案内ページを
上位に表示させて
そのページから
いきなり商品に申し込んでもらおうと
思ってもこれはうまくいきません。
それなのに、
頑張ってセールスページを
上位表示させている人が意外と多いのです。
どんなに
検索結果の上位に
表示させる技術があったとしても
お客さまが何を求めているのか、
何を望んでいるのか
がわからなければ、
宝の持ち腐れでしかありません。
テクニックも重要ですが、
どんなときでも、
“お客さまの気持ちを知ること”
が何より重要なのです。
今日の内容はお役に立ちましたか(^_^)
感想・要望・質問をお待ちしています。
↓
info@thinkgj.com
P.S.
もちろん
どんなときでも
商品案内ページを
上位表示させても意味がない
ということではありませんよ。
あらゆる状況を勘案して
何が最適かを考える必要があるのです。
神馬 豪
