ビジネスは「真面目にふざける」ことが重要

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「仲間を裏切り、体制側につく」

というのは

一番日本人が嫌いな
パターンなんだろうな

と思います。

 
またSMAPの話なんですけどね(^^;)

 
よく考えてみると、
ボク自身も会社で働いていたときは、
似たようなことがよくありました。

 
1社目の会社ときも役員当人は
さほど意識してなかったかもしれませんが、
現場からみると派閥争いがありました。

 
創業者一族のAさんと、
事業で成果を出しているBさんと。

 
ボクはBさん”派”で有名だったのですが、

創業者が社長だったので
ある意味当然なのかもしれませんが

Aさんが会社全体を見るようになりました。

当然、ボクもAさんの部下になるわけです。

 
ここでAさんに取り入っていくのが
サラリーマンとしては
正しい姿なのかもしれませんが

それだけはやりたくなかったので、
ほどなくして転職しました。

 
体制が変わってすぐは、
部長のままでしたが、

いずれAさん派が重用されて
意に沿わない仕事になるだろうとも
思ってましたからね。

 
現にBさん派の人たちは
どんどんと閑職に
追いやられていったようなので、
辞めて正解だったんですが。

 
2社目の会社も、
創業者の会長と、その息子の社長、
みたいな派閥争いがありました。

 
ボクは中途入社なんで、
どっちがどう、
ということはなかったのですが

社長直属の部署でしたので、
立場的にその呪縛からは
逃れられないわけです。

 
結局、会社っていうのは、
どこまでいっても派閥争いという

政治的な動きとともに
仕事をしなければいけなくて

会社のためとか、お客さまのため、
っていう視点で仕事をするのは難しいな

と感じたので
独立することにしたのです。

 
今思うと、常に

体制側には丸め込まれたくない

という気持ちを持って
仕事をしていたように思います。

 
そして、
その思いは今も変わりません。

 
「ゲーム戦略」を世界のスタンダードにしたい
という思いがある一方で

あくまで主流派のアンチテーゼとして、
存在するんだろうなとも思っています。

 
“ビジネスには「面白さ」が重要”

ということを理解していただけるのは、

ビジネスの本質を理解している人や
ビジネスに対する感性が高い方であって

普通の人は

ビジネスは真面目にやるもんだ

という既成概念から逃れられません。

 
ボクからしたら

「面白い」と「真面目」

は、そもそも対義語ではありません。

 
ボクは「真面目にふざける」のが重要だ

と思っていますから、
両者は並立しうる概念です。

 
面白いの反対は

“ありきたり”

とか

“人に決められたレールに沿って動く”

なんていうことだと思っています。

 
ボクはありきたりでいい
とも思いませんし、

人に決められたレールのままに動きたいなんて、
ちっとも思いません。

 
自分が面白い、と思うことをやって、
それに共感してくれる人と
仕事ができることが、一番嬉しいことだし、

ボクのクライアントにも
コミュニティのメンバーにも
そうなって欲しいと思っています。

 
これがボクの「世界観」です。

 
このように「世界観」というのは
自分自身をそのまま伝えるものであり

新たに作り出すような
ものではありません。

 
世界観は
自分自身の中にある

ストーリー
設定
キャラクター

この3つの要素を考えることで
明確になるのです。

 
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神馬 豪