ゲーム戦略売上アップコンサルタントの神馬です。
ここ数日、またAIツールや自動化ツールの研究をしていました。今年はまさにAI元年だったわけですが、1年でこれだけビジネスを行うための環境が変わった年もあまりないでしょう。AIツールでできることも格段にレベルが上がり、実際にビジネスに活用できるようになりました。とはいえ、まだ誰もができるというよりも、しっかりとAIツールの使い方をマスターした人はできるという段階です。
なので、研究して使い方を理解すればすればするほど高いレベルで活用できるわけですが、同時にAI初心者の方の知識や理解度とは大きな差ができてしまっているとも感じます。マーケティングでは、いかにお客さまが望むこと、解決したいことを提供するかが重要です。自分が詳しくなるほど多くの人の理解度とは乖離してしまうので、その辺りをどのようにコントロールして提供するかはビジネス上、重要なポイントです。
ただ、AIやツールを活用する人とそうでない人の差はますます開くばかりでしょう。ですので、必要とする人は多くなくてもある程度高いレベルのノウハウをお伝えして来年はAI勇者を増やしたいと思っています。では、AI勇者になるために来年求められるレベルはどのようなレベルなのでしょうか。
AI勇者の条件
ChatGPT関連では、GPTsを使いこなすのは必須になるでしょう。GPTsというのは、自分だけのチャットAIを作ることができるChatGPTの機能です。単にプロンプトを入れて指示するのとは違い、ChatGPTにいくらでも前提となる情報を入れておくことができます。また、他のツールと連携させて回答を得ることもできます。つまり、プロンプトを入れて回答をもらうよりもはるかに高いレベルの、自分が欲しい情報を回答するChatGPTを作ることができるのです。来年はGPTsの公式ストアもでき有料でも提供できるようになるようです。プロンプトを入れてChatGPTを使うのではなく、GPTsで使う人が多くなるでしょうから、自分が必要なGPTsを作るスキルは必須になるでしょう。
また画像生成のAIもプロンプトの重要性が下がり、構図を指定したり、他の画像を参照しながら画像生成できるようになっています。こうした画像生成AIを使ってランディングページのヘッダー画像やサムネイル画像などを作るスキルは必須になるでしょう。さらに、自分のビジネスのキャラクターを作り、固定したキャラクターでさまざまなポーズや場面の画像を作るのも重要なスキルになりますね。こうしたキャラクター画像を作ることができれば、ビジネスで活用できる幅が広がります。
そして、来年は動画生成AIのレベルが大きく上がる年になるでしょう。現時点ではビジネスに活用できるレベルではありませんが、急激にレベルが上がっていますので来年はいよいよビジネスに活用できる場面が増えるでしょう。ビデオセールスレターに差し込む動画はもちろん、実際に自分が話さなくても自分が話しているような動画を作る、逆に自分が話しているのに別の人物が話している動画に変えるどちらも普通にできるようになるでしょう。音楽生成AI、歌生成AIのレベルもすでにかなり高いので、それらを組み合わせて魅力的な動画を作り、お客さまを楽しませることが自由にできる年になりそうです。
さらに、自動化のツールを使いこなせるようになれば、、ですが、少なくてもここまでできれば、AIを使いこなしたビジネスを構築できるようになるでしょう。ぜひ、みなさんも来年はAI勇者を目指してはいかがでしょうか。現時点でどのようにAIを活用しているか、そして今後どんなことにAIを活用できたら良いか考えてみよう。
