解決法は唯一ではないからこそ、多くのパターンを知りノウハウを抽象化して体系化することが大切

consultingpattern
jinbasan

昨日は、上級講座
コンサルタントクエストサーガの
チームコンサルティングでした。

チームコンサルティングの参加者は、
講座に参加されている方の中でも、

行動している、
実践している方が多いので、


コンサルしながらも
ボク自身も参考になることが
たくさんありますね。

マーケティングの分野については、
ボクが詳しかったり、
経験が多かったりしますが、

他の分野に関しては、
他のメンバーの方が
詳しいことがもちろんあります。

マーケティングの分野でも、
ボクが全てを体験できる
わけではないですから、

他のメンバーの話が
参考になることもたくさんあります。

さて、、

コンサルタントの方から、
たまにこんな話を聞きます。

経営者の方に、


「自分はこの業界に長くいて、
これまで経営してきたんだから、

 

自分の方がこの業界の
ビジネスはよくわかっている。

 

コンサルタントなんかに頼る必要がない


って言われるんです。

なんていう話ですね。

さらには、

「自分の方が
この業界に詳しいんだから、

あんたよりも自分の方がうまく
コンサルティングできる

なんて言われたりするそうです。

こんなこと言われるのは
プロとして嫌ですよね。

確かに、この経営者の方が
言いたいこともわかります


勉強不足のコンサルタントも
いますからね。

でも、この経営者の方が
大きく誤解をしていることがあります。

それは、何かというと、、

誰にでも当てはまる
唯一の答えがあるわけではない

ということです。

 

自分ができなくても良いんです

確かにその経営者の企業は、
その方法でうまくいったのでしょう。

でも、うまくいった方法を
他の企業にそのままアドバイスしても、
うまくいくわけではありません。

というか、
恐らくうまくいかないでしょう。

なぜなら、企業によって、
持っているリソースも、お客さまも、
目指していることも違うからです。

ですから、
課題を解決するために
重要なことは

どんな企業・人であっても解決できる
解決法のパターンを持っている

ことです。

自分で体験した
1つの方法だけに詳しいより、

あらゆるパターンを理解して、
具体的な事象を抽象化して、

どんな企業にでも
アドバイスできる

コンサルタントの方が
成果を上げられるのです。

サッカーでも、
サッカーは全くできないのに、

サッカーチームの分析官として
活躍されている方がいますが、

その方は、小さい頃から
サッカーの試合を毎年1000試合以上、
見ているみたいですからね。

それくらい試合を見て
パターンを理解したら
サッカー選手にはなれなくても、

勝つためのコンサルティングを
することはできるようになります。

ですから、
自社のことだけに詳しい
経営者の方より、

たくさんの
企業の事例を研究して

たくさんの企業を
コンサルティングして

あらゆるパターンを理解している
コンサルタントの方が

お客さまの成果を
上げることができるのです。

ぜひみなさんも
今日お伝えした2つのポイント
意識してみてください。

まずは

解決法は唯一ではない

ということを理解すること。

ですから
チームコンサルティングの場で

ボク以外のメンバーの
経験を共有してもらうこと
とても大切なのです。

そして、

ノウハウを抽象化し、体系化して
あらゆるパターンに対応できる
ようにすること。

専門家の方は
この2つのポイントを意識して
ビジネスに取り組んでみてくださいね。


今日のドリル

あらゆる状況のお客さまの
課題が解決できるように
体系化できているか

を考えてみましょう。

今日の内容は
お役に立ちましたか(^_^)

感想・要望・質問を
お待ちしています。

info@thinkgj.com