同業種と異業種をリサーチして本当にやるべきことは「他社との違いをいかに生み出すか」

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jinbasan

ビジネスでは、
他社をリサーチして
参考にすることが大切だ

と言われます。

確かに、
他社をリサーチすることで、
わかること、参考になること

たくさんありますので、
リサーチは大切です。

でも、他社をリサーチするときの、
そもそもの考え方

少しズレてしまっていることも
多いようです。

正しい考え方
リサーチしないと、

単なる時間の無駄に
なってしまいますからね。

では、
リサーチする上での正しい考え方
とは何でしょうか。

多くの人は

「他社がうまくいってやり方を、
自社に取り入れられないかな」

という目線でリサーチをしています。

他社が伝えている
コンセプトを参考にしたら、
良いコンセプトができるかな、


他社が行っている施策を
ウチもやってみたら、
成果が上がるかな、

という感じですね。

でも、ビジネスで重要なことは

「他社との違いをいかに生み出すか」

ということです。

この視点が抜けてしまうことが
多いのですが、

他社と同じ、
だと思われてしまったら、
お客さまには来ていただけません。

まだモノやサービスが
多くなかった時代、

あるいは今ほど
情報量が多くなかった時代
であれば、

そこまで他社との違いを
気にしなくても
良かったかもしれません。

商品の需要の方が多ければ、
そんなに違いがなくても
売れるでしょうし、

情報量が多くなければ、
競合する会社は
近い場所にある企業だけになります。

でも、今のように
モノや情報がたくさんある時代は、

そもそも他社との違いがなければ、
集客にはつながらないのです。

ですから、
他社をリサーチして

「同じ」を作る

という観点では、
うまくいきません。

​​

他社を参考にして、
いかに「違い」を作るか

という視点が重要なのです。

では具体的に
どのような視点で
違いを考えるのでしょうか。

2つのパターンがあります。

同業種を参考にする場合と、
異業種を参考にする場合です。

同じか違うかで違う

まず、同業種の企業を
参考にする場合です。

​​

同業種ということは、
同じジャンルのビジネスや
商品を扱っているわけですから、

他社のものをそのまま
参考にしてしまったら、

他社と同じもの
できてしまうだけです。

それでは、ビジネスが
うまくいくようになりません。


ですから、
同業種を参考にする場合は、

他社を参考にして、

いかに自社は違うことができるか、
違いを生み出せるか

を考える必要があります。

ボクも同業の人の
情報発信を見たりしますが、

常にいかに
同じように見えない
伝え方ができるか

ということを考えています。

​​

自分の持っている
メソッドから考えて、

どのような違いができるのかを
考え続けるのです。

このように、
同業種の企業を
リサーチしたのであれば、

リサーチを参考にして
いかに違いができるか、

どのように違いを
伝えられるのかを
考えことが大切です。

次に、
異業種の企業を参考にする場合。

異業種の場合は、
扱っているビジネスや
商品が異なります。



そして、
業種が変われば、
常識も異なります。

ですから、

異業種の企業が
行っていることを
そのまま取り入れても、

自分の業界では
行われていない
新たな試みになって、

違いを生み出せることも
多くなります。

つまり、
異業種の場合は、
他社を参考にして、

他社がうまくいっていることを
自社にそのまま落とし込むことが
有効になるのです。

なので、

よく同業種や
同じことをやっている人だけで
集まっているコミュニティがありますが、

その業種に関する
スキルを上げるためには
良いかもしれませんが、

ビジネスで成果を上げる、
という観点では、
良い環境ではありません。

同業種の人と話しても、
新しい視点は生み出されづらいからです。

異業種の人と話すと、
自社にそのまま活用できる
新しさが見つかりやすいですね。

ということで、
他社をリサーチをするときに

いかに違いを生み出せるか

という観点で
リサーチするようにしてみてくださいね。

今日のドリル

同業種の企業、
異業種の企業

それぞれリサーチしてみて、
いかに違いを生み出せるか

を考えてみましょう。

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