人を引きつける感動の要素をビジネスに加えるには、3つのポイントを意識するといい理由

kandoupoint
jinbasan

映画やテレビを見て
泣いたことってあります?

ボクは全然ないんですよね。

年をとって、
うるっとくることはありますが、
涙を流したことはないですね。

「さすが、冷酷人間!」

って思うかもしれませんが、
映画やテレビではないってだけで

もちろん感動して
泣くこともあります。

例えば
プロレスですかねー。

プロレスって
ビジネスにめっちゃ
参考になるので、

メルマガでも
たまに書いたりしますが、

とはいえ
プロレス自体には
興味がない人が多いと思うので、

プロレスの話はそこそこに

人はなぜ感動するのか

について今日は
お伝えしたいと思います。

感動が起こる3つのポイント

kandou

1つ目

成長の物語がある

ということです。

人が感動する
ストーリーの法則があります。

それは
「どん底からの復活」
です。

神話の法則という
ストーリーの型がありますが、

あの型は
成長のストーリーなんですね。

どん底から復活する
成長のストーリーがあると
人は感動するのです。

ボクが好きな
プロレス団体って、

ある選手が
選手兼経営者として立ち上げ

東京ドームで開催したり、
武道館で年6回開催したりと
人気の団体になりました。

でも、
次のエース選手が
癌になってしまったり、

他の選手も怪我をしたりで、
少しずつ人気が
落ちてきてしまいました。

その経営者は、
営業などの会社経営も
行いながら

エースとして
試合に出ていたので、

その無理がたたって
試合中に亡くなってしまったんです。

エース兼経営者が
いなくなってしまった団体は
どんどん下降線を辿ります。

武道館の1/10以下の
規模の会場でさえも
満員にならなくなっていきました。

それに伴い、
選手も次々辞めていきます。

お金のトラブルも頻出します。

何度も、
もう潰れるだろうと
噂されるようになりました。

でも、
残った選手は必死に戦い、
親会社が何度か変わりながら、

少しずつ
新しい選手も入ります。

でも、
業績は好転しません。

最終的に、
有名IT企業が親会社になりました。

これが、最後のチャンス、
この機会を活かさねば、

というときに
新型コロナが発生します。

その結果、
興業を行うことができなくなります。

でも、IT企業が親会社
というのが功を奏します。

今までできなかった
オンライン配信を
積極的に行うことができ、

他の団体が興行を中止する中、
無観客でもオンライン配信で
試合を行うことができるようになりました。

AbemaTVでも配信されることで、
新しいファンも増えていきます。

そして、ついに2月12日
11年ぶりに日本武道館で
興行を行うことができました。

11年ぶりに
日本武道館に
帰ってくることができたのです。

どん底からの復活のストーリー

この「成長のストーリー」
人を惹きつけ
感動につながるのです。

 

2つ目は

同じ時間の共有

です。

昨日から見始めた人と
団体がスタートして20年、
最後の武道館から11年、

それを知っている人とでは
感動の量が異なります。

辛い時期も
やめずに戦い続けた選手は
どのような気持ちなんだろう、

亡くなったあの選手の
最後の対戦相手、
最後のパートナーは

どのような気持ちで
この場に立っているのだろう、

一度たもとを分かちながら
またこのリングに立つ選手は
どのような想いなんだろう

1人1人に
ストーリーがあります。

共有した時間が長いと
より感動が起こりますね。

どれだけ
共有した時間の
つながりが長いのか

が感動に影響するのです。

 

3つ目は

旗を立てる

ということです。

3年前にある選手が

ファンたちを
武道館につれていく

と宣言しました。

でも、この時は
いつ潰れても
おかしくないような時代。

小さい会場でも
空席が目立つ時代です。

本気にしてない人、
笑っている人も
多かったかもしれません。

でも、
武道館という単語が
再度人々の頭に刻まれたから

武道館に
たどり着けたのでしょう。

多くの人は
武道館に行くということを

無意識的に
諦めていたはずですから。

でも、
武道館という
旗を立てることで、

みんながそれを
意識するようになり、

その旗に
たどり着くことができました。

大きな旗を掲げて
そこにたどり着くことができると
感動が起こります。

何も言わずに
たどり着いたのとは
感動のレベルは違うでしょうね。

 

このように
感動が起きるためには、

やるべきことをやり続ける
ことはもちろん重要です。

でも、
そのストーリーや
目指すところが伝わらなければ

人の心は
揺さぶられません。

 

大きな感動を
巻き起こす必要は
全くありませんが、

共感してもらうことは
とても大切です。

ぜひ、みなさんも
何を発信していけば良いのか
考えてみてくださいね。

 

今日のドリル

共感・感動してもらうために

自社に当てはめて
何を伝えれば良いか

を考えてみましょう。

 

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