ボクは15年半ほど
ゲーム会社で働いていました。
ゲームというのは全くもって
生活必需品ではありません。
ですから、ゲームが面白くなければ
お客さまには買ってもらえません。
クソゲーなんていう
言葉もありますが
何十人もの人が
何十億円かけて作った
ゲームであっても
面白いと
思ってもらえなければ
そのゲームは売れないのです。
面白いと思ってもらうためには
3つの要素が重要になります。
1つは
成長を感じられること
2つ目は
つながりを感じられること
3つ目は
今までにない新しさがあること
この3つが大切になります
ゲームで言うと、
成長を感じられるというのは
大きく2つのパターンがあります。
1つは
格闘ゲームやアクションゲームのように
プレイヤー自身のスキルが成長するゲーム
もう1つはRPG のように
ゲーム中のキャラクターが成長するゲーム。
いずれにしても、ゲームでは
その成長が可視化されるように
レベルやスコアという
仕組みが組み込まれています。
ゲームを遊んでる人は、
そうした仕組みを通じて、
自分自身もしくは
ゲーム中のキャラクターが
成長することに
面白さを感じ
夢中になっていきます。
つながりを感じる
をゲームで実現する方法は、
技術の進化によって
大きく変化しました。
昔は、同じ場所で
友達と一緒に遊ぶのも
ゲームの醍醐味でした。
1人で遊ぶことが
面白いゲームもありますが
友達と一緒に遊ぶことで、
別の体験が生まれて
より面白さを感じます。
今では技術の進化に応じて
同じ場所にいなくても
オンライン上で
他の人と一緒に
遊ぶことができるようになりました。
他の人と一緒に遊ぶことで
より面白さを感じ
夢中になっていきます。
他の人とつながる面白さも
ゲームの重要な要素です。
そして、今までにない新しさ。
どんなに面白いゲームでも
同じゲームを永遠に
遊んでくれることはありません。
ある程度遊び続けると
必ず飽きてしまいます。
最高に面白いゲームを
開発したとしても
永遠に遊んでもらえることは
ないのです。
つまり人は常に
新しいものを求めています。
体験したことがないことを体験する
今まで知らなかったことを知る
そうしたことに
人は面白さを感じるわけです。
ビジネスを面白く
これはボクらの
ビジネスでも同じことです。
ゲームみたいな遊びと
ビジネスを一緒にするなよ、
と思うかもしれませんが
今やすべてのビジネスは
エンターテインメントです。
特に専門家の方のビジネスは
専門性が高い
＝誰もが購入するものではない
わけですから、
生活必需品ではありません。
ですので、お客さまは
他にはない
面白さがあるかどうか
で商品を選択しています。
ここで言う面白いというのは、
笑えるということではありません。
先ほどお伝えした
成長
人とのつながり
今までにない新しさ
この要素があるかどうかが重要なのです。
ビジネスの中に
この3つの要素を組み込んで
お客さまに面白いと
思っていただけるビジネスになっているか
面白いと思っていただける
商品や情報発信になっているか
がこれからのビジネスでは
より重要になるのです。
では、どのようにして
この3つの要素を
ビジネスに組み込むのか。
ちょっと長くなりましたので
次回に続きます！
今日のドリル
ご自身のビジネスに
成長
人とのつながり
今までにない新しさ
の要素があるかどうか
考えてみましょう！
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