格闘ゲームから学ぶ、講座内容をブラッシュアップし続けてマニア向けになることで、新規のお客さまが遠のいてしまう理由

fightinggames
jinbasan

メルマガのような
情報発信をしていて

「嬉しいなぁ!」

と思うのは、

メルマガを
読んでいただいている方から

感想のメールを
いただいた時ですね。

前回のメルマガにも
Kさんから感想を
いただきました。

Kさん、いつも
ありがとうございます!(^_^)

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前回のメルマガを
少しだけおさらいすると…
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前回の
メルマガでは、

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講座の期を
重ねていくと、

講座内容を
ブラッシュアップした結果

内容が難しく
なりすぎてしまう

ということが起こりがち

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という話をしました。

Kさんも以前
講座を開催していた時に

講座内容の
精度を上げようと

回を重ねるごとに
ブラッシュアップ
したところ、

その道のマニアの人には
良いコンテンツ
なったけども、

初心者にはとても
理解しにくいものに
なってしまった経験がある…

ということでした。

 

いやぁ、
ほんとに良くわかります。

お客さまに役立つものを
作ろうとした結果、
マニア向けになってしまう

ということが
起こるんですよね。

 

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これって…
ゲーム戦略のノウハウと
どういう関係があるの?
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と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、

まさにこれは

ボクがゲーム業界で
学んできたことなのです。

 

最近のゲームを
遊んでみたことがありますか?

ボクと同世代の方が
最近のゲームを遊んだら
必ずこう言います。

「ゲームが難しくて、
良くわからないや。」

「昔のファミコンの頃の
ゲームが良かったなあ…」

最近のゲームは
ボタンがたくさんあって

それを駆使しないと
ゲームを進めることができません。

 

今のゲーム機には

昔でいう十字ボタンが
3つもついていて、

押すボタンは
「A,B,C,D」の4つだけでなく、

「R1,R2,L1,L2」

のボタンもあります。

ボクも今でも
サッカーゲームは
ちょくちょくやりますが、

(このゲームのせいで
寝るのが3時、4時に
なってしまう笑

3つのスティックと
8つのボタンを全て駆使して
初めて

華麗なプレイを
実現することができます。

 

ゲームにある程度
慣れた人は、

たくさんのボタンを
うまく操作して

思うように
プレイできることで

「おもしろい!」

と感じるのですが、

それほどゲームを
やらない人にとっては
複雑すぎて、

「最近のゲームは
難しくて遊べない…」

となってしまいます。

 

それが、
ゲームから離れてしまう
原因になるのです。

ほとんどのゲームは
〇〇2、~~3と
ナンバリングを重ねるごとに

ゲームが
難しくなっていきます。

 

1度ゲームを遊んだ人は
ゲームのスキルが
すでに上がっていますから、

難しくしておかないと
満足してくれません。

つまり、
そのゲームを
過去に買ったファン

満足してもらおうと
考えてゲームを作ると、

自然とゲームが
難しくなってしまうのです。

 

でも、
当然難しくなると

新規のお客さまは
増えなくなりますね。

昔、
ストII、バーチャファイター、鉄拳

といった格闘ゲーム
流行りましたが、

(ゲーセンで遊んだよ!
という方もいらっしゃるでしょう)

ファンに
満足してもらうとした結果

どんどんマニア向け
なってしまって、

マニアしか
喜ばないゲーム
なってしまいましたね。

 

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でも、より多くの人に
満足してもらうためには…
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一方で、
任天堂の
すごいところは

続編を重ねても
難しくなっていかない
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ということです。

 

ゲームによっては

「より親切な設計になって
遊びやすくなっている」

なんて場合もあります。

それが、
任天堂のゲームが

今でも多くの人に
楽しまれている要因です。

 

こうした、

「ゲームの難易度を
遊び手に合わせて調整する」

というのはまさに

ゲーミフィケーションの
技術の1つです。

前回のメルマガで
お伝えしたように、

こうした考え方は
ボクらのビジネスでも
重要になります。

 

いかに
マニア向けに
なり過ぎないようにするか

初めて学ぶ人でも

わかりやすく、
興味を持ってもらえる

ようにできるか、

ということが
ビジネスを継続するために
重要になるのです。

 

ゲームも専門家も
コンテンツビジネスです。

このように
ゲームのノウハウを
理解していると、

より多くの人に
興味を持っていただける

満足していただける

コンテンツづくりが
できるようになるのです。

 

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