自撮り写真から考える、商品の価格を伝える最適なタイミングの作り方

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jinbasan

よくクライアントさんから
受ける相談で、

「自撮り問題」があります。

つまり、

SNSなどの発信で、
自撮り写真を
積極的にアップした方が良いのか

ということです。

もちろん専門家の方は、
自分の顔を公開して
ビジネスすることが前提ですが、

ただ自撮り写真を

積極的にアップしていくかは、
また別の問題です。

ボクはSNSでは
自撮り写真は
全くアップしていません。

講座で受講生の皆さんと
一緒に写っている写真
もちろんアップしていますが、

自分が一人で
自撮りしている写真は
一切アップしていません。

ボクは自撮りは嫌いですが、
あらゆる集客手法と同じように、

自撮り写真を
アップした方が良いかに
一律の答えがあるわけではありません。


どのような戦略を
取るかによって
変わってきます。

ただ、1点、
考えるべき視点があります。


それは

「顔写真は、
とても記憶や印象に
残りやすい」

ということです。

印象に残りやすいからこそ、
扱いに気をつける必要があります。


顔写真は印象が強いので、
毎回投稿に顔がアップされていると、

ゲーミフィケーション
「リメンバーの技術」が起こり、

その人のことが
記憶に残るようになります。


確かに、
記憶に残るというのは
ビジネス上では大切なことです。

忘れられてしまったら、
ビジネスにはつながりません。

ただ、顔の印象は強い分、
顔の記憶は残っているけれど、

その人がどのような

専門性を持っているかの
記憶が残りづらくなる

いうことが起こります。

「この人よく見かけるけど、
何してる人なんだったっけ」

という感じになりやすいのです。

なので、
専門性の高さが重要でない
ビジネスの場合は​

自撮り写真をアップする
というのは有効な方法でしょう。

多くの芸能人やアイドルは、

専門性の高さを売りに
しているわけではありません。

ですから、
自撮り写真をアップして、

自分のことを
印象づけることが大切です。

でも、すごく演技が上手い
演技派の俳優さんなどは

あまり自撮り写真は
アップしませんよね。

自分の顔の印象だけが
残ることが必ずしも
プラスではないからです。

また、顔というのは
どうしても人によって
好き嫌いがあります。

感覚的に好きな顔、
好きじゃない顔ってあります。

ですから、
先に顔を見てしまうと、
顔だけを見て、

好きか嫌いかという
判断が無意識のうちに
されてしまう可能性があります。


先にその人の専門性に
すごく興味を持ったのであれば、

その人の顔が
どんな顔かは、
そこまで意識しないでしょう。

でも、先に顔を見てしまうと、
その印象で

お客さまが違う
判断をしてしまう
可能性もあるわけです。

ですから、専門家の方は
自撮り写真で顔の印象を
強く持ってもらうよりも、

自分の専門性について
発信をすることで、

まずは
専門性や世界観に
興味を持ってもらう方が

プラスの場合が
多くなります。

という理由で、
ボクは基本的には
専門家の方は

自撮り写真を
アップすることを
あまり勧めてはいないのです。

こうした
印象が強いものは、

集客上、取り扱いに
気をつける必要があるわけです。

だから商品の価格も、、

もう一つ、
印象が強いものというと

「商品の価格」

があります。

最終的に、お客さまは
自分の持っている
限りある資金の中から、

お金を払って
商品を購入するわけですから、
価格はとても重要な要素です。

それだけに、価格の印象
強く残りやすくなります。


価格も
印象が強いものなので、

お客さまに
価格を伝えるタイミングに
気を付ける必要があるのです。

​​

専門家の方の商品は
高単価になることが多くなります。​

日常生活で使うような
金額ではない価格
なることが多くなります。

それなのに、
価格を先に伝えてしまうと、

価格の印象が強すぎて
「高い」と思われてしまいます。


自撮りと同じように、
先に印象の強いものを
伝えてしまうと、

逆効果に
なる可能性があるのです。

ですから、まずは
専門性を伝えるのと同じように、

先に商品の価値を
伝えることが重要です。

お客さまにとって、

この商品が
どれだけ価値があるものなのか、

つまりお客さまの
課題を解決するものなのか、

を伝えることが重要なのです。


お客さまが

その商品が本当に
自分にとって
必要なものだと思えば、

価格の絶対額は
重要ではなくなります。

普段の生活で
50万円のものを買うことは
滅多にないかもしれませんが、

自分にとって
200万、300万円以上の
価値があると感じれば、

50万円という絶対額は
重要ではなくなります。

必要だと感じれば、
単価が高くても
購入していただけるのです。

ですから、まずは
商品の価値を伝えてから、
価格を伝える、

という順番が
重要になるのです。

このように、集客では
自撮りや価格のように
印象が強いもの

取り扱いに
気を付ける必要があります。

先に印象が強いものを
伝えてしまうと、

印象が強すぎて、
逆効果になる場合があるのです。


ぜひその点も考慮して、

ご自身の集客の戦略上、
何をどのタイミングで
伝えるのが良いのか

を考えてみてくださいね。​

今日のドリル​

価格を伝えるタイミングは
いつが良いのか、

今が最適な
タイミングになっているのか

を確認してみましょう。

今日の内容は
お役に立ちましたか(^_^)


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