秘密のテンプレート
- 「具体的な事例を教えてください!」
- 「神馬さんはどうやっているんですか!」
セミナーや講座を開催しているとこのような質問や意見が出ることがあります。
確かに抽象的な話しになってしまうと聞き手は理解しづらくなります。
特に専門性が高くなると話し手は専門家なのでよくわかっていますが、聞き手ははじめて聞く話ですから具体性が低いとイメージしづらくなりよくわからなくなります。
ただ・・・
具体的な事例だけを伝えてもあまり意味がありません。
そのことに気づいていないコンサルや講師も多いようですが、具体的な事例がわかっても成果にはつながりません。
例えば私がどのように集客しているかの細かい事例を話しても、扱っている商品も持っている強みやノウハウもやりたいことも世界観も違うわけですからそのまま同じことができるわけではありません。
できたとしても同じ成果が出るわけでもありません。
なので具体的な事例を聞いてもわかったような気にはなるけど結局何も実行できないということが起こります。
抽象的な話では理解してもらえない具体的な話では成果がでない。
では伝える側はどうしたら良いのでしょうか?
テンプレート化する
その答えは具体と抽象を縦横無尽に行き来できるような仕組みを提供してあげるということです。
そのためにもっとも有効な方法は「テンプレート化する」ということです。
テンプレートというと何かお手軽で表面的なものをイメージしがちですが実はそうではありません。
提供側からするとテンプレートは具体的な事例からうまくいくパターンを抽出して抽象化したものです。
抽象化されているのでいろいろな場面に活用でき成果が出やすくなります。
一方、受け取る側から見るとテンプレートになっていることで具体的だと感じます。
受け取る側は頭の中の知識が整理できていませんからテンプレートがあることで頭が整理されて具体化されているように感じるわけです。
つまり、
- 提供側は抽象化しているので成果が出やすいカタチになっている。
- 受け取る側は具体化されているので実行しやすいカタチになっている。
だから成果が出るわけです。
実際「ゲーム戦略」もすべてのノウハウが101個のテンプレートに体系化されています。
だからゲーム戦略を学んだ人は成果がでるのです。
ぜひあなたの知識やノウハウもテンプレート化できないかということを考えてみてくださいね。