他社や企業の施策を参考にするときに意識したい2つのレイヤー

twolayer
jinbasan

少し前に、広告について
お伝えした時がありましたが、

その際に
成果に一番影響するのは


何をオファーをするか、
次に、どのような人に広告を出すか


で、
広告の画像や文章も重要だけれど、
それは数字の改善レベルのもの


とお伝えしました。

が、それは嘘でした。

いや、もちろん
何をオファーするのか

どのような人に
広告を出すのかは
何より重要です。

でも、広告の画像や文章は
改善レベルのもの、
ではありませんでした。


先日、広告の画像を変えました。

画像を変えること自体は
定期的に行っていることです。

でも、ある画像に変えたら、
広告のCPA、
成約にかかるコスト


半分以下


になりました。

もともと、少し単価が
高めの広告ではありましたが、


ある程度広告を
出し続けている案件で、

画像を変えるだけで、
単価が半分以下になるのは、
大きなインパクトです。

「当たり」の画像を見つけられれば
画像を変更することの影響も
かなり大きくなります。

広告のことなので、


どんな画像にしたら
単価が下がったのか


は、公開しづらいのですが、


なぜその画像に
変えようと思ったのか


も重要なポイントなので
お話ししたいと思います。

ある海外のマーケッターを
リサーチしていたんです。

そのマーケッターの
ことを知ったのは、


海外のマーケティングを
紹介するサービスがあって、


そこに登場していたのを見て
知りました。

その人に興味を持ったのは、
ボクとビジネスの方向性が
近かったからなんです。

ノウハウを体系化して、
テンプレート化する

ということに
チカラを入れていたのを見て


興味を持って
販売している商品を買ってみました。


その中に出てくる
情報発信方法が面白いなと思って

その方法をアレンジして
広告の画像に使ってみました。

その方の手法は
広告とは関係なかったのですが、

参考にして応用してみたら
すごく効果があったんですね。

3つのレイヤーを意識する

他の企業の
うまくいっている施策を参考にする


というのは
ビジネスでは有効な方法です。

ただ、この時重要なことは、


自社と方向性が近い企業を
参考にする

ということです。

ビジネスには、
大きく3つレイヤーがあります。

施策
メディア・商品
ビジネスモデル・集客モデル

の3つです。

ビジネスモデル・集客モデルの
基本的な考え方は


どのようなビジネスでも
ほぼ変わりません。

ですから、
マーケティングの仕組みは
再現性が生まれ、

そしてその仕組みは
誰もが共通して学ぶべきものです。

一方で、
集客する際に使うメディアや商品は、
企業によって少しずつ変わります。


どのようなお客さまが対象なのか、
どのような特性の商品を扱っているのか


などによって変化します。

そのメディアや商品の中で、
行う施策やアクションになると
企業ごとにかなり変わってきます。

強み・世界観
何が好きか、何がやりたいか
などによっても変化します。

広告でどのような画像を使うか

というのは
施策・アクションレベルです。

この場合、
自社と強みが近い企業を
参考にする必要があります。

強みが違う企業の施策を
参考にしても
あまり意味がありません。

例えば、
専門家の方が
YouTubeで集客する場合、


YouTuberが
どのような発信をしているか


を学んで実行しても
うまくいきません。

YouTubeで何を発信するのか
は施策レベルですので、

強みが異なる
YouTuberの施策をマネしても


専門家の方には
参考になりづらいのです。

また、
もう1段階高いレイヤーの
例としては、


TikTokを使って集客する
のような

どのメディアを使うかを
考える場合に当てはまります。

メディアレベルですので、
対象とするお客さまによって

そのメディアが適しているか
が変わります。


健康・美容・恋愛など
一般の方を対象としている
ビジネスでは


TikTokが
有効かもしれませんが、

経営者がお客さまの場合、
TikTokを使っても
それほど効果は上がらないでしょう。

このように他社を参考にすることは
とても重要なことですが、


やみくもに参考にしても
うまくいきません。

どのレイヤーを
参考にしようとしているのか

そして、
その企業が参考にすべき企業かどうか

を考えた上で
参考にすることが重要です。

ぜひ、みなさんも
他の企業を参考にする場合は

このようなステップで
考えてみてくださいね。


今日のドリル

参考にすべき企業は
どのような企業があるか

を考えてみましょう。

今日の内容は
お役に立ちましたか(^_^)

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お待ちしています。

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