レベルアップの技術でクライアントの行動を加速させる方法

子どものころ、

お正月は
家でごろごろしているか
おじいちゃんおばあちゃんの家に行く

っていうのが
毎年のパターンでした。

おじいちゃんおばあちゃんの家に行くと
ありがたいことに

「これ食べな、あれ食べな」

と次々においしそうなものがでてきます。

普段あまり食べられないようなものが
でてくるので
ついつい食べてしまいますよね。

家でごろごろしているときは

朝ごはんの後に
おせちをつまみ

昼ごはんの後に
おやつをつまみ

ぜんぜん動きもせずに
ひたすら食べ続けてしまいます。
結局一日中、なんかずっとお腹いっぱい

な状況が続きます。

そんなときに限って、
お正月だからといって
夜にごちそうがでてくるんですね(^_^;)

普段だったら、
よだれを垂らしながら
喜んでガツガツ食べるんですが、

ずっとお腹がいっぱいで
ごちそうを見てもあまり惹かれない。

お腹がいっぱいだと
せっかくのごちそうもありがたさが半減です。

おいしいものは
もっと分散して出してくれたらいいのに~
って感じですね。

これはビジネスにおいても同様です。

お腹がいっぱいだったら
せっかくの有益な情報もありがたさが半減です。

あなたが自分のノウハウや知識を
クライアントに伝えるときに

クライアントのお腹を
パンパンにした上に

口をガバっと開けさせて
さらに食べ物をグイグイと押しこむ

こんなことをしていないでしょうか?

提供する側はもちろん
そのノウハウについて精通しています。

でも受け取る側は
はじめて聞くことがたくさんあります。

提供する側と受け取る側には
相当な知識差があります。

提供するあなたが

「これくらいは大したことないだろう」

と思っていても、
受け取る側にとっては

「こんなにたくさん・・・」

となってしまいます。

そして、提供する側は

せっかくだから
たくさんのことを教えてあげよう

と好意でたくさんのことを
伝えていることも多いでしょう。

せっかく学んでくれるんだから
あれもこれもたくさんのノウハウを
教えてあげるのが親切だ

と思いがちです。

でも、それが逆に

たくさんありすぎて行動できない・・

となってしまいます。

貴重なノウハウも
お腹いっぱいで価値を感じられない

ということが起こるわけです。

では、お腹いっぱいに
ならないようにするには
どうしたら良いでしょうか?

有効な方法は

ゲーミフィケーション
「レベルアップ」の技術

を活用する方法です。

つまり、
学んでいる人が
一定のレベルに達したら

次のレベルのコンテンツを
学べるようにしてあげる

ということです。

一気に全部提供されると
量が多くて行動できなくなってしまいますが

適切な量になることで
行動しやすくなりますし、

次のレベルに達するという
目標ができると
行動のモチベーションも高まります。

学ぶことが目的ではなくて
行動して成果を出すことが目的なはずですからね。

あなたもクライアントのお腹を
いっぱいにしすぎてませんか?

ぜひ、考えてみてくださいね。