講座開催するならボリュームは盛り盛りがいいの?

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「講座を開催しようと思うのですが
講座のボリュームはどれくらいにしたら良いですか」

 
この質問はコンサルをしていると
よくいただく質問です。

 
1対1のコンサルティングやアドバイスでは
時間の限りがありますから
どうしても収入に限界があります。

 
ですから、
ビジネスがある一定レベルになったら

「1対多の講座型ビジネス」

を行うのは良い方法だと思います。

 
もちろん、
やみくもに講座型ビジネスをはじめてもダメですよ。

 
ビジネスをはじめて間もないうちは
まずはたくさん1対1でコンサルをしたり、
アドバイスをしたりして

クライアントの成果を出す方法を
自分の中で体系化することが必要です。

 
単に良い話をするだけでなく
クライアントの成果を出そうと思ったら
講座は

「1対多」という意識ではなく

「1対1がたくさんある」

という意識で取り組む必要があります。

 
ですから、基本的には
講座型の方がクライアントの成果を出すための
難易度が上がります。

 
なので、まずは
1対1の経験をたくさん積んだ方が良いですね。

 
で、それを踏まえて
冒頭の質問に戻るわけですが

講座型のビジネスをはじめようとするときに
多くの人が悩むのは

「講座のボリュームを
どれくらいにすればよいのか」

ということです。

 
「ノウハウがたくさんあるので
どこまで教えれば良いのか」

と悩む方もいれば

「自分のノウハウのボリュームがさほどないので
どこまでボリュームを盛ればいいのか(^_^;)」

という悩みの方もいらっしゃいます。

 
「講座」も一つのコンテンツです。

 
コンテンツを提供して対価をいただく
コンテンツビジネス

です。

 
ですから、
コンテンツビジネスの代表である

「ゲーム」

をベースに考えれば
講座のボリュームをどう考えれば良いか
がよくわかります。

 
たとえば、

ゲームを遊んで
ストーリーを進めていって

このゲームの真の敵がわかった!

その敵を倒すためにゲームを進めていくぞ!

 
そんなときに、

「はい、このゲームはここまで~」

と途中でバシッと終わってしまったら
どうでしょうか?

 
「なんだ、このクソゲー!」

と思うでしょうね。

 
当然、物語が完結することをイメージして
ゲームを遊んでいるわけですから

ストーリーの途中で
ゲームが終わってしまったら
不満だらけになってしまうでしょう。

 
あるいは、

ゲームのストーリーとは
全然関係ないザコキャラを
延々と倒し続けなければいけなかったら

そんなゲーム飽きて
やめてしまいますよね。

 
ゲームの本編と関係ないものを
ボリュームをかせぐためにたくさん入れても
ユーザーは喜んでくれません。

 
単にボリュームが多い

ということに
価値があるわけではないのです。

 
こうしたことは
コンテンツビジネスである
「講座」でも同じことです。

 
講座の内容をすべて聞いてときに

何か一定レベルのことがわかる
何かができるようになる
何かが完結する

ようなプログラムに
なっていなければ意味がありません。

 
ボリュームが多いから、
途中で切ってあとは上級講座にしてしまおう

なんてして、

最初の講座が中途半端で終わってしまったら
講座としてなりたたないですよね。

 
あるいは、
講座のボリュームを増やそうとして

ムダな内容をたくさん入れて
時間や回数を増やしても
受講者は喜んでくれません。

 
逆にムダな時間を費やすことになって、
満足度が下がってしまうでしょう。

 
つまり、
講座のボリュームを決めるときは

まず、あなたのノウハウを学んで

何か一定レベルのことがわかる
何かができるようになる
何かが完結する

ということを基準に
プログラムを作ればよいのです。

 
小手先の考えで
ボリュームを削ったり
ボリュームを増やしたり

しても、逆効果ですからね。

 
今日の内容はお役に立ちましたか(^_^)

感想・要望・質問をお待ちしています。

info@thinkgj.com

 
P.S.
ボクの講座は毎回ボリュームは一緒ですが
内容は少しずつ変えています。

日々コンサルする中で、
より成果が出る仕組みが
ブラッシュアップされていくので
それを講座に反映させています。

次の講座は結構変わりそうですね(^_^)

 
神馬 豪