コンサルタントは商品を「パッケージ化」しないと売れません

ソーシャルゲーム業界界隈では、
またいろいろと問題が起こっているようです。

ソーシャルゲームの多くは
最初は無料でゲームをはじめられますが

より強くなろうとか
より早くゲームを進めようと思う人は

お金を払ってアイテムをゲットする仕組みになっています。

そのアイテムをゲットする方法でよく使われるのが
ガチャと呼ばれる仕組みです。

ガチャというのは、くじ引きみたいなもんですね。

お金を払って購入すると抽選で

よいアイテムが当たることもあれば
しょぼいアイテムしか当たらない場合もある

というような仕組みです。

良いアイテムが欲しくて
繰り返し繰り返しお金を払う人がいますから

よいアイテムが当たる確率が
異常に低かったりすると、

クレームが起きたりするわけですね。

良いアイテム、といいますが
ゲームなんでアイテムといっても、
所詮ただのデータです。

データなんで
そのゲームのサービスが終了したら
すべて消えてしまいます。

何か手元に残ることもありません。

逆に言うと、

単なるデータであっても、
ゲームのアイテムという「カタチ」にすることで、

多額のお金を払ってでも欲しいと
思う人がいるということです。

単なるデータだったら誰も欲しくありませんが
「カタチ」がうまれたことで
欲しいと思う気持ちが生まれるのです。

つまり

目に見えづらいものに
人はお金を払いませんが、

目に見えるカタチがあると
お金を払ってくれる

ということです。

このことは
ボクらのビジネスもゲームと同じように

「コンテンツビジネス」

ですから、
強く意識しておく必要があります。

ご自身のノウハウや知識を提供する
ビジネスをしている場合、

多くはそのノウハウ自体は
目に見えません。

だから、
コンサルタント型ビジネスというのは
売るのが難しいわけです。

コンサルタントの方で、

顧問契約:月10万円

のような提案している人がいますが、
これはもっとも売りづらいパターンです。

なぜなら、
売っているもののカタチが
まったく見えないからです。

では、どのようにして
ノウハウや知識をカタチがあるモノに
すれば良いのでしょうか?

それは、

「パッケージ」にする

ということが重要です。

たとえば、

6ヶ月の期間で、
月1回3時間のコンサルティングがあって、
6ヶ月後に「〇〇」が完成する

そのためのコンサルティングコース

というパッケージがあって
カタチが見えるようになり
価値を感じてくれるわけです。

パソコンだったらカタチがあるので、
ほっておいても欲しい人は買っていきます。

でも、顧問契約が
ほっていおいて勝手に売れていく
ということはありません。

常に「パッケージ化」する
ということを考えて

商品・サービスを
提案することが重要なのです。