ポケモンGOをどう集客に使うかよりもビジネスに大事なこと

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今日も

ポケモンGO

の話をしようと思ったのですが・・・

 
あまりに話題になり過ぎているので
へそ曲がりのボクは、

ポケモンGOの話をするのは
やめました笑

 
ちなみに・・・

ポケモンGOを話題にしている
マーケティング系のコンサルタントの方は

ポケモンGOをどう集客に使うか

みたいな話ばかりですね。

 
確かに、
その視点も興味深いと思います。

 
ゲームのチカラが
より多くの人に広がっていけばいいな
と思っています。

 
でもボクは

どうしてポケモンGOは
あれだけ人を夢中にするか

ということを
考えた方がよいと思うんですよね。

 
ゲーム業界でない方には
ピンとこないかもしれませんが

ゲームビジネスサイクル理論
から考えると、

ポケモンGOが
集客のインフラになる

ってなかなか難しいことだと思いますよ。

 
ゲームって基本的に
同じルールで遊び続けるので
やがて飽きられる運命にあります。

 
同じゲームをやっていると
どうしても次第に飽きてくるのです。

 
そうなると
新しいシステム等を導入するのですが

そうするとシステムが複雑になるので
マニアだけが残っていく
というサイクルになっていきます。

 
なので、
FacebookやTwitterのように

長期間に多くの人に使われる
プラットフォームになるのは
難しいのではないかと思います。

 
特に今回のように、

一気にブームになった場合は
ブームが去るのも早くなります。

 
もちろん長期間
遊び続ける人もいるでしょうが

ブーム時から比べると
だいぶ人が減ってしまうので

あたかも廃れてしまったように
見えてしまいます。

 
そうなると時代遅れのように
見えてしまうので

その結果、
ブームも早く去ってしまいます。

 
ですので、

ポケモンGOをどう集客に使うか

ということを考えるよりも

どうしたらポケモンGOのように
人を夢中にできるのか

を考えた方が、
はるかにあなたのビジネスに役立つと
思うのです。

 
具体的な事例ではなく
もっと本質的な部分を捉える

ということですね。

 
講座やコンサルを行っていても

「具体的な事例」

を欲しがる方がいらっしゃいます。

 
確かに

事例があることでわかりやすくなる

という効果はあります。

 
事例があった方がわかった気がする

だから

表面的な満足度も上がる

ということは言えるでしょう。

 
でも、逆にいうと

わかりやすくなる
という効果しかありません。

 
なので、ボクは

「事例は危険」

だと思っています。

 
必要以上には
事例を話さないようにしています。

 
なぜなら、事例は

そのままあなたのビジネスに使える
わけではない

からです。

 
ボクが具体的にどうやったのか

という事例を知っても
ボクとあなたでは、

強みも違うし、

お客さまも違うし、

世界観も違うし、

スキルも違う

わけです。

 
だから、その事例を
そのまま使えるわけではありません。

 
一旦、その事例を”抽象化”して、
それをまた自分のビジネスに当てはめて具体化する

という2ステップが必要になります。

 
その分、難易度が急激に上がるのです。

 
なので、実は

最初から抽象化したものを学んだ方が、
はるかに成果が早くなります。

 
ただ、抽象化されていると、
どうしてもわかりづらくはなります。

 
それを解消するために
有効な方法が

「テンプレート化」

です。

 
「ゲーム戦略」でも
体系化メソッドとしてお伝えしていますが

ステップ化、図表化

して「テンプレート」にすることで
格段にわかりやすく、再現性も高くなります。

 
「テンプレート」というと、

表面的なお手軽なもの

のようなイメージを
持つ方もいると思いますが

すぐれたテンプレートは

抽象化されていて再現性が高いのに
使う側から見ると
具体的に感じられてわかりやすい

ということになるのです。

 
ポケモンGOをどう集客に使うか

という話も良いですが

ポケモンGOに人が夢中になる理由を
テンプレート化して

それでクライアントが
集客できるようにしてあげる

という方が
はるかに価値があるはずです。

 
ぜひ、ポケモンGOを遊びつつも

どのようにテンプレート化できるか

を考えてみてくださいね。

 
今日の内容はお役に立ちましたか(^_^)

感想・要望・質問をお待ちしています。

info@thinkgj.com

 

神馬 豪