じょうご型マーケティングからピラミッド型マーケティングへ

じょうご型マーケティングの終焉

よくマーケティングは

「じょうご(ファネル)」

に例えられます。

じょうごというのは

上部が大きな円形に
なっていて
下が細い管になっている

液体を細い口の入れ物に
詰め替えるときなど
に使うものです。

なぜ
マーケティングが
じょうごに例えられるかというと

たくさんの見込み客を集め

その中から
自社に共感してくれる人
に商品・サービスを買ってもらい

さらに
その商品・サービスを
良いと思った人に
次の商品・サービスを買ってもらう

というように

広く集めた見込み客が
徐々に人数を減らし絞られていく

さまがイメージに
あっているからでしょう。

これまでの
マーケティング手法は
このようなスタイルが主でした。

でもこれからの時代
このような

「じょうご」

の発想で
ビジネスをしていたらうまくいきません。

なぜなら
もうそのじょうごに
ドンドンと水が注がれることはない

つまり見込み客が
ドンドンと増えていくことはない

からです。

いつまでも

大量に集めてきた人の中から
あなたのビジネスに
あった人だけを抽出し

それ以外の人は
捨ててしまう

ような
発想をしていたら

あなたのビジネスは
終焉を迎えるでしょう。

では
これからのビジネスは
じょうごでないとしたら

どのような
イメージをしたら
良いのでしょうか?

その答えは

「ピラミッド」

です。

集めた見込み客を
搾り取っていくのではなく

”あなたが示す
理想のゴールに登ってきてもらう”

ビジネスモデルを
つくることが必要です。

つまり
お客さまに
「成長」を感じてもらい

あなたの上位サービスを
自然と購入してもらうための設計図

をつくることが
必要なのです。

お客さまの中には

あなたの無料サービスを
手にとっただけの
ピラミッドを登りはじめた人

もいれば

メインで販売している
商品を買ってくれた
ピラミッドの中盤まで来ている人

もいるでしょう。

でも
途中までしか
来ていないお客さまであっても

見捨ててしまう
のではなく

「成長したい」
という気持ちを持ってもらい

「人とのつながり」で
モチベーションを高めてもらい

頂上にたどり着く
「ワクワク感」を
感じてもらいながら

ピラミッドの頂上を
目指してもらうことが必要です。

そして
それを具体化する手法が

「ゲーミフィケーション」の技術

ということになります。

「レベルアップ」の技術で
レベルを上げながら
成長を感じてもらう

「協力」の技術で
仲間とのつながりを
感じてもらい
脱落しないようにする

こうした

”あなたのビジネスのピラミッド”

を登ってもらうための
仕掛けをつくることが

これからのビジネスで
とても重要な要素となるのです。
ぜひあなたも
ご自身のビジネスに

ピラミッドを
つくることができないか

考えてみてくださいね。