リストが少なくてセミナーに集客できない人の処方箋

「セミナーを開催したいんですが、お客さまのリストが少なくてセミナーに集客できないんです。」
こういった相談を良く受けます。

お客さまのリストというのは、お客さまの名前・メールアドレス・住所・電話番号・属性などの情報のことです。

ウェブを活用している人はメールマガジンを出すために、メールアドレスを取得している人が多いですね。

では、このお客さまリストが少ない状況で、セミナーを開催したい場合、どのような方法があるでしょうか?

根本的に重要な話

根本的な話をすると、セミナーに集客する前に勝負は決まっています。

セミナー集客する前に、あなたに興味を持っていて、こちらからアプローチできる数を増やしておく必要があります。

つまり、お客さまリストを増やしておく必要があるわけです。

こちらからアプローチできる人を増やしておかなければ、そもそも集客は難しくなってしまいます。

ただ、お客さまリストが集まってからセミナーを開催しようとしたら、なかなかセミナーを開催することができません。

なので、今あるリストを最大限活かす方法を考えましょう。

他に存在するリストを探す

お客さまリストはメールマガジンのリストだけではありません。

例えば、あなたがこれまで名刺交換で貯めてきた「名刺」。

その名刺の連絡先にセミナーの案内をすることができます。

あるいは、Facebook。

Facebookにセミナーの案内を流せば、あなたがFacebookでつながっている友達にセミナーの案内をすることができます。

また、あなたが何らかのコミュニティに属していれば、そのコミュニティのメンバーにも案内することができます。
最近はコンサルタントや士業のコミュニティ、朝会やランチ会などいろいろなコミュニティがありますから、あなたもどこか案内できる先があるのではないでしょうか。

ただし・・・
こうした他に存在するリストに案内するときに気をつけないといけないことがあります。

それは、ゲーミフィケーション「カスタマイズ」の技術、を活用して、案内先ごとにメッセージを変える必要があります。

たとえば名刺の中に、士業の方がいれば、士業の方には「士業の方に役立つセミナーです」ということを伝えれば、その人にメッセージが刺さります。

コミュニティのメンバーに案内するのであれば、「このコミュニティで学んだメンバーであれば、このセミナーをより活用することができます」ということを伝えれば、セミナーに参加しようと思う人が増えます。

誰にでも同じようなメッセージを伝えていても、見た人の気持ちは高まりませんし、それどころか「なんだ売り込みか」と思われてしまいます。

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既存リストのカスタマイズ化

もう一つの方法は、既存リストをカスタマイズする、という方法です。

既存リストとは、この場合あなたが持っているメールアドレスのリストですね。

すでに過去に既存リストにはセミナーの案内をしていると思いますが、このリストを「カスタマイズ」して、別の切り口・別のセグメントで、再度セミナーの案内をすることで既存リストを何倍にも活用することができます。

例えば、今回のセミナーを社労士向けという切り口に変えて、「今回は社労士の方に向けて最適なセミナーです」という案内をすれば、いままで興味を持たなかった社労士さんが興味を持ってくれるようになります。

こうした切り口・セグメントはいろいろと考えられますよね。切り口が増えれば増えるほど、あなたが持っているリストの価値が比例的にアップしていきます。

また、過去にあなたのセミナーに参加してくれた人に再度来てもらうように提案する、という方法もあります。

もしあなたのセミナーがブラッシュアップされているのであれば、「前回のセミナーをさらにブラッシュアップしたのでぜひ来てください」という案内をすることができます。

もちろんセミナーの内容が変わっていれば、以前に参加した人に案内すれば、また参加してくれるでしょう。

一度でもあなたのセミナーに参加してくれたということは、あなたやあなたの持っているノウハウに興味を持っている人、なわけですから、再度参加してくれる可能性も高いわけです。

以上、リストが少なくてセミナーに集客できない、という場合の処方箋・対応策をお伝えしました。
セミナー集客は諦めずに、最後までやり続けることが大切です。あなたのセミナーの成功をお祈りしております!

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