サンドウィッチマンから学ぶ、本質的な事を伝えるには「常識の破壊」のタイミングが重要な理由

tukkomi
jinbasan

先日テレビを見ていたら、

お笑い芸人の
サンドウイッチマンが、

ツッコミについて
こんな話をしていました。

「ツッコミは、
ボケの人がボケて、

視聴者がそのボケの
意味に気づくよりも
一瞬早いタイミングでツッコミをする

と良いそうなんです。

「なるほどな!」って思いましたね。

ボケた時に、

視聴者がそのボケの意味を
まだ理解できていないタイミング
で突っ込んでも、

ツッコミが早すぎて
笑いが起きないそうなんです。

ボケって、
まさにボケですから、

視聴者が全く思ってもないことを
言ったりすることが多いわけですよね。

それに対して、
急にツッコミされても、

頭がついていかないので、
笑いが起きないのでしょう。

お客さまが

どのような意図の
ボケなのかがわかる瞬間に、
言葉にして突っ込むことで、

お客さまは
面白さの意味がよくわかり、
笑いにつながるわけです。

まさに、
タイミングが大切なんでしょうね。

タイミング次第で、
笑いが起きるのか、
笑いが起きないのか、

大きな違いになるわけです。

これって、
ボクらのビジネスでも
一緒ですよね。

専門家の方のほとんどが、
タイミングを間違えています、、、

ビジネスもタイミングが重要

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専門家の方のほとんどが、

「お客さまが気づく前に
伝えてしまっている」

のです。

専門家の方は、
本質がわかっているから
専門家です。

お客さまが知らない、
本質的なことを理解しているから、

プロとしてお客さまを
解決に導くことができます。

ということは、
逆にいうと

お客さまは最初は
課題を解決するための
本質をわかっていません。

お客さまがわかっていない
最初のタイミングから

お客さまに
本質的なことを伝えてしまうと、

ツッコミが早い

と同じ状況が起きてしまいます。

 

お客さまが
よくわかっていない状況で
本質的なことを伝えても、

お客さまに
興味を持ってもらえないのです。

タイミングが早いわけですね。

では、どのように
伝えていけば良いのでしょうか。

 

まずは

お客さまが
理解できること、理解したいこと、

から伝えていく必要があります。

人は自分が興味ないことには、
関心を持ちませんし、

自分の考え方と違うものを
受け入れようとはしませんので、

お客さまが知りたいことを
伝えることが重要です。

お客さまが
今興味を持っていることに関して、

みなさんの専門性を切り口に
情報を伝えるのです。

 

お客さまが
最初に知りたいことって、

簡単に解決できそうなこと

すぐにできそうなこと

自分でもできそうなこと

です。

まずは
お客さまが興味がある情報を
発信することが大切です。

でも、そのままでは、

みなさんが本当に
お客さまに伝えたいことが

伝えられません。

ですから、次のステップで

みなさんが
伝えたいことの重要性

に気付いていただく
必要があります。

そのための方法が

「常識の破壊」

ですね。

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お客さまがこれまで持っていた
その課題を解決するための
常識を破壊して、

課題を解決するためには、
何が重要なのか

を伝えるのです。

このタイミングで
常識を破壊することで、

お客さまはみなさんが
伝えたいことに
興味を持ってくれるようになり、

本来伝えたいことが
伝わるようになるのです。

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このように、

最初はお客さまが
興味があることからスタートし、
その後に常識を破壊して、

最後に
ご自身が伝えたいことを伝える、

という仕組みを作ることが
大切になります。

ビジネスでも
「タイミング」が重要ですので、

どのタイミングで何を伝えるのか、
をぜひ意識してくださいね。

 

今日のドリル

ツッコミが早すぎないか、

つまり、
最初から本質的なことを
伝えていないか

を確認してみましょう。

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