AIツールがあれば誰でも成果が上がる、のウソ

ここ最近、
ますますAIの実力が
進化しているように感じます。

すでにさまざまな
ツールが出ていますので、

今まで全く見たことがないような
進化が起きているわけではありませんが、

それぞれのツールのクオリティが
大きく上がっているように感じます。

これまでは、たとえば
文章を作るツールであれば、

5割方使える
コンテンツが出てくれば
あとは修正しながら作れば良いや

それだけでも50%は
業務が効率化できる、

という感じでしたが

その使えるコンテンツが
70%、75%と増えている感じです。

AIツールもGPT-3.5やGPT-4などの
システムを使って、

サービスを構築していることが
多いと思いますが、

GPT-4自体の能力が変わらなくても
エンジニアの方の望むアウトプットを
引き出すスキルがどんどんと

レベルアップしているのでは
ないかと思います。

ツールの内部でプロンプトを打って
それをユーザーにアウトプットしている
イメージでしょうが、

そのプロンプトの精度や
プログラミングの精度が
上がっているのでしょう。

つまり、ベースが同じでも
その能力を引き出せる人が
活用することで

より成果が
上がるようになるわけです。

このようにAIツールを使えば
すべての人に同じ結果が
保証されるわけではありません。

結局、そのツールを
使いこなせている人と、
使いこなせていない人では

得られる成果に
大きな違いが生まれます。

スマホが生まれて
多くの人の生活やビジネスに
大きな影響を与えましたが、

それでもスマホを
使いこなせている人と

そうでない人の生産性の違いは
大きなものがあるはずです。

AIやツールが進化しても
結局

「人」が与える重要性は
変わらない
のです。

これは何もAIやツールに
限ったことではありません。

ノウハウでも同じです。

同じノウハウを伝えても
そのノウハウを使いこなせる人と

使いこなせない人では
大きな差が生まれます。

では、ノウハウを使いこなせる人と
使いこなせていない人の違いは
何から生まれるのでしょうか。

これまで500人以上の方を
コンサルティングしましたが、
最大のポイントは

「最初の一歩の速さ」

であることは間違いありません。

うまくいくかどうかは
関係ありません。

まずやってみた、が大切です。

なぜなら、
一定レベルまで知識を得たら、

そこからは実践することで
得られる情報量の方が

多くなるからです。

どんなにノウハウを学んで
頭で理解したつもりでも、

実際にやっていないと
具体的にイメージできない箇所が
必ずありますので、

それ以上知識だけ入れても

実際に得られる情報は
あまりありません。

でも実際にやってみると

「なるほどこういうことだったのか」

ということがたくさん出てきます。

具体的な場面に直面することで

ノウハウの具体的な使い方が

理解できるようになります。

あるいは、実践することで

「ここはどうしたら良いのだろう」

ということも疑問も

たくさん出てくるでしょう。

そこで、また知識を学ぶことで、
さらに得られる情報が多くなります。

ボクは
「学びと実践のパラレル法則」
と呼んでいますが、

知識と実践を
同時並行で行っていくことで

得られる情報量が増え
飛躍的に成果があがるようになります。

ですので、

まず最初の一歩を

行動するかどうか

で成果が大きく変わります。

「それはわかりますが
まず実践してみるところが難しいんです」

という方もいらっしゃるかもしれません。

先ほども書いたように
成果が上がるか、うまくいくかは
気にしないでください。

いつもお伝えしているように
まずは

自分が面白いと思うこと

をやってみましょう。

面白いと思うことであれば
自然にどんどんと

学びたくなるでしょうし、

自然にやってみたくなって

実践することもできます。

どんどんと
行動が進むようになるのです。

行動が進み
知識も実践も蓄積されれば、

自然に何らかの成果が
上がるようになります。

最初に望んだ成果とは
違うかもしれませんが、

何らかの成果が上がれば

必ずそれが次に
つながるようになります。

行動して成果が上がらなければ

何の変化も起こりませんが、

どんな成果であっても

成果が上がれば次につながります。

「これをやらないといけない」

という常識に
ハマりすぎの人が多いので、

そうした凝り固まった考えは

捨ててください。

学校の勉強ではないので、

やらないといけない、

なんてことはありません。

まずは自分が

面白いと思うことを
やってみてください。

それが最終的に
成果が上がるようになる
法則なのです。