預言者
「あぁ、そういうことだったのか」コンサルタントとして独立開業して以来多くの方からたくさんのことを学ばせていただいています。
いろいろなことを教えていただきますが、聞いたときにはいまいちピンと来ず「へぇ~」で終わってしまう話もあります。
でもある日突然「このことを言ってたのか!!」と「へぇ~」で終わってしまった話がビビビ!と思いだされることがあります。
例えば「ゲーム戦略」も「コンサルや士業といった専門家向けに展開した方が良いよ」と言われたことがありました。
でも、コンサルタントをはじめた当初はピンと来ていませんでした。
「店舗ビジネスなどの方が使いやすそうだな」と思っていたわけです。
でも、ある日「ゲーム戦略」についてじっくり考えていたら”このノウハウはコンサルや士業などの専門家に向けた方が良い”と気づきました。
こういうことだったのか!!
そのときは、自分自身で思いついた気がしましたが「そういえば以前に言われたよ!こういうことだったのか!!」と思ったわけです。
あらかじめ話を聞いていたので私の中に「弾痕」が打ち込まれていたわけです。
その「弾痕」があったからこそ自然にビリビリビリとひび割れが広がっていきある日パリン!と割れてそのことに気づいたのです。
自分の前を走っている人はすでに体感したことを伝えてくれます。
でも自分で体感していないことを自分ごととして感じるのは難しいのでこういうことが起こるのです。
「将来こうなるだろう」と思うことをきちんと伝えておく
つまり逆にいうと自分のお客さまやクライアントさんにそのときはわかってもらえないとしてもあなたがプロの目からみて「将来こうなるだろう」と思うことをきちんと伝えておくということが重要です。
「今言ってもわかってくれないから言わなくてもいいか」ではなく、あらかじめ伝えておくことが重要です。
そうするといつかあるときに「そういえば将来こうなるって言ってたな!さすが〇〇さん!」ということが起こります。
ビジネスは短期的なものでありません。
常に3~5年後を見据えて行動する必要があります。
お客さまが気づくのが2年後であっても3年後であっても「やっぱりあの人が言うとおりだ!」ということが起これば次のビジネスにつながっていくのです。